不安定な命綱 | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

あーちゃんを病院へ連れて行き、衣替えをした数日後、あーちゃんに夜、電話をかけたが出なかった。
予定より少し遅い時間になってしまったので、寝ちゃったのかなーと思って何度もはかけなかった。

すると、15分くらいしてあーちゃんから折り返し電話がかかって来た。
と慌てた様子で言う。

あーちゃんの携帯は簡単フォンみたいな電話で、複雑な操作をしなくても電話をかけられるように
①のボタンにはなーにゃん、②のボタンにはワフウフの電話番号が登録されており、ボタンをひとつ押すだけで電話がかかるようになっている。
え…それなのに、電話がかけられなかった…?
折り返し電話をしてくるまで15分くらいの間、あーちゃんは携帯と格闘していたのかしら?

老人ホームに入る前に使っていた携帯では、電話をかけたりとったりすることがだいぶ難しくなっていたあーちゃんだけど、
簡単フォンに変えてからは問題なく電話は使えていたのに。
(メールはもう完全に使えなくなった)

あーちゃんの居る老人ホームではオンラインの面会とかそういう対応は一切やっていない。
携帯はいわばあーちゃんと娘たちをつなぐ命綱のようなものなのだ。
毎日電話することで、娘の手前しっかりしようとなんとか頑張っている状態をキープしているあーちゃんなのだ。

電話をかけたり取ったりできなくなったら本当に困る。
電話をかけられないのがたまたまだったのなら良いんだけどね。

動転するあーちゃんをなんとか宥めて落ち着かせたが、
こちらも若干不安が残ったのであった。


でもね、
「この前は久しぶりに病院に行って外に出たけど、疲れなかった?」
と聞くと、
と可愛いことを言うあーちゃんに癒されたよ。
久しぶりに会ったことはちゃんと覚えていてくれたのね。



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