ああ、やっちゃった… | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

あーちゃんの暮らすホームにはエレベーターが一台しかない。

スタッフルームがある3階から下の階に行くには、職員さんにいちいちお願いして、エレベーターのロックを開けてもらわないといけないのでそこで時間を食う。
誰かが下の階に行く時は上の階に行く人は待っていなくてはいけないし、誰かが上の階に行く時は下の階に行く人は待っていなくてはいけない。

そして、もちろん車椅子の入居者さんも多いので介助しながらだと乗り降りだけでも時間がかかる。

なので、エレベーターを待つ時間は結構長くて、いつも誰かがエレベーターを待っている状態なことが多い。

職員さんは上り下りにエレベーターを待たずに階段を使うけれども、入居者さんたちは危ないから階段の利用を禁じられている。
階段を使うと出入り口のある1階まで行けちゃうしね。


あーちゃんはホームに引っ越したばかりの頃、階段を使ってしまった。
と、本人は言っていたが、
もしかしたら本当は、ひとりで外に出ようとしたのかもしれない。

その時職員さんに見つかったあーちゃんはかなり厳しく注意されたらしい。
元々ルールを守る生真面目な性格のあーちゃんは、
とかなり気にしていて、階段には近づかなくなった。


しかし先日、なーにゃんが面会に行ったらケアマネさんに
と言われた。
どうやらエレベーターが点検中で使えなかったようなのだが、レクに参加したかったあーちゃんは自分の居室のある階から3階まで階段で来たらしいのだ。

となーにゃんが言っても
とか
とか、
あーちゃんは言い訳ばかりで全然悪びれない。
…前にキツく怒られたこと、忘れちゃったのかしら?
怒られた事、あんなに気にしていたのに!


「ひとりで外に行けない」ということは完全にあーちゃんの中で定着したので、最近は以前ほどひとりで外に出たがることはなくなっているようだが、
階段を使えることに改めて気づいてしまったら…また外に出ようとしないだろうか…。

この頃注意しても全く気にせず、なんでも自分の都合の良いように解釈するようになってしまっている。
そして、自分の欲求が通るまで待つ事も我慢も出来なくなっている。
「禁じられている」階段を使い、注意されても開き直るあーちゃんのこれからの行動が不安だ。
どうか外に出ようとしませんように…。



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