脳の萎縮とその部位 | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

先ずは台風19号の被害に遭われた地域の方にお見舞い申し上げます。

ワフウフの自宅近くの河川も氾濫しましたが、幸いにもうちの方までは水が来ませんでした。
ただ、浸水した地域は本当に近くだったので他人事とは思えませんでした。

被災した地域の1日も早い復興をお祈り申し上げます。



さて、あーちゃん話に戻ります。


あーちゃんがホームに入所して半年が過ぎたが、あーちゃんは未だに自分のホームの場所が分かっていない。
最寄のバス停の名前も覚えていない。

あーちゃんのホームは沢山の電車が通っている大きな駅・A駅からバスに乗って3駅ほど。
A駅自体は、あーちゃんの庭と言っても過言ではないくらいあーちゃんが慣れ親しんだ場所。
そのA駅からバスで3駅とは言っても歩けない距離でもないし、ただひたすらまーーーっすぐ歩けば着く覚えやすい道だ。

ちなみになーにゃんの家は隣のバス停。

あーちゃんをホームから連れ出す時は、A駅までバスに乗っていく時もあるし、歩いていく時もある。
なーにゃんの家まではいつも歩いて行く。
この半年、しょっちゅうそうしている。
だから本当なら場所が覚えられないわけはないのだ。
いくら元々方向音痴だとしても、それでは説明がつかないくらい場所が分からなくなっている。


あーちゃんはMRIやSPECT検査をした結果、
頭頂葉と側頭葉にかけて強い萎縮があり、血流の流れも悪くなっていた。海馬にはひと目見て分かるくらいの大きな穴。
典型的なアルツハイマー型認知症だと言われた。
脳のどの部分がダメになって行くかによってどんな症状が出るか変わってくるというが、頭頂葉は自分の身体の感覚や方向感覚という機能を担っている部分なんだね。

(画像は日本メジフィジックス株式会社のサイトからお借りしました)
日本メジフィジックス株式会社

だからこの頃どんどん自分のいる場所や、今まで慣れ親しんだ場所までも分からなくなっていってしまっているんだね。

それでも今までは、
「なーにゃんはホームの近くに住んでいる」という事は説明としてインプットされていたんだけど、この頃はそれすらも曖昧な感じに…。

この前もA駅から歩いてホームへ帰る途中、
とあまりにも何度も言うのでなーにゃんの家の前を通り、
と言ったら、
と驚くあーちゃん。
それに驚くワフウフ。
ともう一度言うと、
と初めて聞いたかのように言うあーちゃん。
いやいやいや、だってあーちゃん何度なーにゃんの家でお風呂に入ってるの?病院の度よ!
その度に歩いて往復しているのに…。

それに、ホームの自分の部屋から見える全然違うマンションを
「あれなーにゃんちゃんのマンションよね!」
って言い続けるくらい、なーにゃんのマンションがホームの近くにあると思っていたのに、なんかもうあーちゃんの中でも色々とつじつまが合わなくなってきている。

記憶力や理解力が落ちていっているのは日々感じていることだけど、最近頭頂葉の萎縮が進んでいるのかな…と思うことが多い。


少し前の尋常じゃなく暑い夏の日に
「暑くなんかないわよ」
と言い張って、
クーラーもつけずに締め切った部屋で布団をかぶって寝ていたあーちゃん。

きっとそれも、頭頂葉の萎縮で身体の感覚が鈍っていて、暑さを感じないからなんだろうな…。

萎縮はどのくらいのスピードでどの範囲まで広がっていくのだろう。
あーちゃんはまだまだ元気に見えるし、身体は糖尿病はあっても他は何も問題なしなんだけど、脳の萎縮によっていつ何時どんな変化を起こすのか分からないから怖い。



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