館内放送されたらしい | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

認知症の初期の頃、自分が何でもすぐに忘れてしまうという自覚があったのか、あーちゃんはしょっちゅう手帳に書き込んだり、メモを取ったりしていた。
でもそのうち、手帳やメモに書いたことを忘れて何度も同じことを書くようになり、でも書いたことを忘れてしまうのでメモを見て確認する事が出来なくなった。

やがて、手帳やメモ用紙自体を失くしてしまい、書き込むこと自体をしなくなった。


ホームへ来るときに、もう使ってはいなかったけれどあーちゃんの今年の手帳を一応持ってきた。
しばらくしまわれたままだった手帳だが、最近あーちゃんはまた使い出した!
万歩計の数を毎日記録としてつけるようになったのだ。
凄い凄い、ちゃんと毎日忘れないで書く事が出来るんだね!と喜んでいたのだが…

この前、その手帳に付箋が貼り付けられていた。
何が書いてあるのかと見てみたら、
「たんたんが離婚すると言ってきた」
と書いてある。

と聞くと、

と言うあーちゃん。



驚くあーちゃんに驚くなーにゃんとワフウフ。

と言い張るあーちゃん。

と聞くと、
と、あーちゃんが指し示したのはなんと、
居室に付けられているホームの館内放送のスピーカー。
(食事の時間です、とかお風呂の準備が出来ました、とか放送が入る)

いや、そりゃあないだろう!


あーちゃんは見えないはずのものが見えたり聞こえたりはないんだけど…、
実際にはないはずの出来事が頭の中に出来上がってしまっている事がよくある。
これって妄想なの?
それとも作話???

折角行方をくらましてたんたんから逃れられたのに、未だに自分の頭の中のたんたんに振り回されるあーちゃん。
それは、強い恐れからなのか、それとも強い願望からなのか分からないけど…。

まあ、あーちゃんが頭の中で作り上げる出来事はたんたんのことばかりでもないんだけどね。



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