超音波検査のため朝食抜きだったあーちゃん、いつもより病院で時間がかかったこともあり、しきりと「お腹が空いた、お腹が空いた」と繰り返す。
病院の後、とりあえず早めのランチをする事にした。
あーちゃんの家の最寄駅はあまり食べるところがないので、病院前からバスであーちゃんの家の駅の2つ隣の駅まで出た。
あーちゃんはパンが大好きで、以前からその駅にあるパンの食べ放題のお店によく行っていた。だからか、
とワフウフの希望を形だけは聞くものの、パンの食べ放題に行きたいアピールが凄い。
パンを食べるのはいいのだけど、家でろくな食事を取れていないなら本当は、炭水化物のパンをメインにするのではなくて和食で野菜たっぷりのおかずの食事を取ってほしい。
だからいくつかの和食のお店の前で
あーちゃんはぜんぜん和食に気が向かず、パンの食べ放題にロックオンなまま。
結局、まあ、たまにだからいいか…とパンの食べ放題のお店に入った。
しかし…これは酷い判断ミスだった。
そのパンの食べ放題のお店はチェーン店であちこちにあり、以前に他の店舗に行ったことがあった。だから、パンの種類は同じなのだろうと思っていたのだが…。
ぜんぜん違った。あーちゃんと入った店舗はめちゃくちゃスウィーツ系のパンの種類が多かったの!
店員さんがカゴに入れた焼きたてのパンをもってテーブルを回り、食べたいパンを皿に乗せてもらうシステムなのだけど…。
次々と運ばれてくるスウィーツパン。カスタードパン、あんこパン、チョコパン、シュガーバターロール、フレンチトースト…
それを嬉しそうに食べまくるあーちゃん。普通のパンならまだしもそんな甘いのばかり…。
あせったワフウフがあーちゃんを止めると、分かっている風の返事はするんだけど、
店員さんがパンを持ってくると、
と、さっきの返事とまるで伴わない行動をする。
多分…あーちゃんはパンを全部で20個近く食べて、そのうち15個くらいは甘いものパンだったと思う。
あーちゃんって糖尿病だったよね!?今日、インスリン注射、打ってきたよね!?
そして、席の横に限定品の「幸せのクリームパン」というポスターが貼ってるあったのだが、
あーちゃん、幸せのクリームパンに釘付け。
「これ、取りに行けばいいのかしら?どこに置いてあるのかしら?」
「いや、店員さんが回ってくるんじゃない?限定品だからきっとたまーになんだろうけど」
という会話を死ぬほど繰り返した。これだけ甘いパンを食べまくったあとで、どんだけ幸せのクリームパンを食べたいのよ!?
あーちゃんにとってはラッキーな事に、ワフウフにとってはアンラッキーな事に、
お店にいる間に限定品の幸せのクリームパンが回ってきてしまった。
あーちゃんは物凄く嬉しそうに
「ふたついただくわ!」と言ったが、店員さんに
「限定品なのでお一人様ひとつなんですよー」と言われていた。
ひとつで充分でしょ!!
幸せクリームパンは要するに、砂糖で顔が描かれただけのただのクリームパンだった。チッ。
しこたま甘いパンを食べて満足そうなあーちゃんだったが、ワフウフはこの店には二度とあーちゃんを連れて来るまいと固く決意するのだった。
これは完全にワフウフのお店チョイスの判断ミスだったよね。あーあ。
しかしあーちゃん、このところずっと調子悪そうだったのに、パンを食べている時だけはめっちゃ生き生きしてたわ…。
もう、それなりの歳だから好きに食べさせてあげたい気持ちもあるし、だけどやっぱり我慢してほしい気持ちもあるし、複雑。
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