11月3週目の週末、
大学で勉強?してきました。
「國學院大學」(渋谷)
(写真は夜ですが、昼開始です。)
濃い内容で、怒涛の連続講演!
(前半2講演、後半4講演+講演者全員トーク)
ちゃんと聴くって体力要る。
資料も貴重。
諸先生方が揃えて下さってる。
何十年も研究をされてる、
民俗芸能博物館神楽研究所長の
報告書29ページや写真の数々も。
(まだ本にもなっていない)
神楽の意義。
●様々な要素を含む文化面。
●地域での結束や振興面。
●なにより神事であるから精神面。
特に古代からの成り立ちについては、
だいぶ整理して理解できました。
●元は宮中鎮魂祭の一環。
●宮中以外でも舞われ「里神楽」に。
地域の舞と合わさり、
「神楽」と付ける事で格付けになった。
●神楽から猿楽、狂言も。
宮崎県主催なので、
宮崎や九州の神楽パンフも多数。
講演では、岩手県花巻市の岳地区、
保存会会長(代々継承、禰宜)のお話も有り。
福島・信夫山の先祖時代と共通点あった。
全国には5000種を超える神楽があり、
山だから共通とは限らない。
特にシステム↓が似てるのが興味深い。
●「六」供坊(僧)と禰宜(宮人)。
他の、●山伏神事。●権現信仰。
などは共通になりがち。
神楽と山伏の関わりは、
慶應大教授で修験学会会長の講演有り。
●神楽は山伏(修験道)修行の一環。
●稚児舞も修行の意あり。
◆
2日目は、2講演と実演。
自由席なので、早め到着で正解。
全国で5000種のうち200の神楽が宮崎に。
宮崎では地域で7系統に分類される。
その1系統、高千穂の夜神楽の実演。
現地では夜に行う夜神楽と、
昼に行う昼神楽があります。
(※周囲に要配慮で写真OK、フラッシュNG)
最初に神庭を浄める演目と、
弓で悪魔を祓う演目。
↓
(講演的15分休憩)
↓
その後、5演目が切れ目なく続く。
現地では14時から一晩中、
翌日の昼頃まで(!)33演目との事。
岩戸開きの神事舞。
高千穂町には天岩戸神社と
天照大神が隠れた岩屋があるので、
神話の神々が多く登場する。
(左)岩の前で面白く踊った天鈿女命。
(807年の「古語拾遺」で神楽の起源とされる)
神楽では静かな舞。
(右)岩戸を取り払った天手力男神。
キメの仕草が歌舞伎みたいでした。
担当の家が順番に自宅を開放して行い、
(or現代は公民館の場合も有り)
儀式料理のふるまいもする。
(神事の一環で集落ごとのしきたりなので
観光客から飲食要求するものではない。)
今季、高千穂では11/17~2/9まで、
土曜を中心に18夜、行われます。
(公式サイトコチラ)
◆
神楽の盛んな地域もあるが、
負担も大きく毎年各地で消滅している。
次世代への伝承は瀬戸際。
仮面や衣装など細かい調査は少ない。
観光の呼び物としてだけではなく、
神事として精神性を伴う本物を続けるには?
地域と寄り添いながら、
学会と連動・発信が必要。
などなど、今後の課題もお話がありました。
個人が出かけるのももちろん良いですし…
行政や力ある人に理解深めて欲しいです。
無料の講演でしたが(先着?抽選?)
とても勉強になった2日間でした。
※記事を書いたのは11/25。
翌日事件が起こり…。
犠牲になられた方はもちろん、
地域の為にご尽力されてる方々が気の毒でなりません…。
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芹沢友綺
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