7月7日(土)

8:45にバス出発。1時間かけてエフェソスという所へ。

(ガイドブックには「エフェス」と書いてあるけど、現地では古代の呼び名をそのまま使ってたりするそう。)

 

バスのドアが開くのを待ち構えて、お土産売りの人々が。

「かわいいジャパニーーズ!!」

勢い良すぎて引いちゃうよ…。

「さらばじゃ!!」

それ出迎えの言葉じゃないよ…。

 

まず『聖母マリアの家』へ歩く。
イエス・キリストの死後、移り住んで余生を送った場所だそう。

ローマ法王も訪れて、正式に認められてるとの事。

質素で狭い。中は礼拝堂になってる。

 

母はサッサとバスに帰りたがる。(暑いから)

「本当かどうか分からない」って、そりゃそうだけど…。

だからって私を呼ばないで!

「焼ける(←肌が)」って、仕方ないでしょ、少しは…。

急かされる中、写真撮ってビデオまわして…ぅぅ具合悪…。

 

 

また少しバスに乗って、エフェソス遺跡に到着。

徒歩で2時間位、見学。

ほぼ日陰なしで、乾いた白い砂埃が舞う。

旅に出ると湧き上がる、妙な義務感で写真を撮り続ける。

チクショー撮るんだ!と思いながらビデオも。

何でここまで辛い事してんのか、訳分からん。

 

ゼイゼイ、ハァハァ。

それでも遺跡は美しかった。

全体的に白っぽく、空の青に映える。

彫刻は細かいけど、印象としては繊細って言うより大きめな柄で華やか。

 

説明は日本語ペラペラ、ガイド歴15年のベテラントルコ人女性がしてくれる。

(この旅行に付きっ切り。)

イヤホンで聞こえるから、少し離れて写真撮ってても聞けるからイイ。

 

 

元々、紀元前11世紀頃からエーゲ海にあった都市国家。

今残ってるのは近くの丘に引っ越した都市で、紀元前2世紀にローマ帝国の属国になって以降、紀元後3世紀頃までの物。

同じローマ時代でも、イタリアで見た物より甘美な感じ。

 

けっこう広い共同浴場は温度違いで複数!

入浴前に運動する場所や、食べ過ぎた物を吐く場所(!)まで。

トイレ(貴族でも、個々の家にトイレはなかったそう)は風呂水を利用して水洗。

(丘につくられた街だから、風呂の下にトイレを作れば自然と水が流れる。)

でも(↑これ便器)隣との間隔狭くない?


円形の劇場は2万5千人収容で、演劇や格闘技も。



大理石の道や、モザイクの道も残ってる。

人が通る所は屋根が付いててアーケードになってた、って今の商店街と一緒だなぁ。



これは図書館。1万冊を超えたとか。

んで、呆れるのは、秘密の地下道があって向かいの娼館へ通じてるって。

秘密の道使ったって、目の前じゃバレバレじゃないの?

一瞬イラッとしてしまった、2000年も昔の男達に…。

 

 

また少しバス移動して昼ご飯。

「シシケバブ」って聞いてたんだけど…

ちっこい!

もっとダイナミックな感じを期待してました。

色んな種類があるみたい…。

 

 

食事後、博物館へ。
遺跡からの発掘された像や埋葬品などなど。

アルミテスの巨像。女神。



オスマントルコ時代の再現。遺跡と写真MIX。

 

(↑これ好き、なんとなく)

 

 

またバス移動3時間。明日の観光地のパムッカレという所へ。

疲れた体に冷房がムチ打つ。

マスクしてたけど具合がますます…。

 

早くホテルで休みたいのに、ツアー恒例、革製品の店へ連れてかれる。

ジャケットやらブルゾンやらのファッションショーが始まっちゃった。

チャイも配られちゃった。

母含む3人が選ばれてステージに上げられ、服着せられてる…。

演出、力はいってるな~。

でもデザインはなかなかカワイイのある。

 

ショーが終わったら店の中に誘導される。

どんなに良い革か力説される(日本語ペッラペラ)。

確かにすっごく柔らかい。いままで触った事ない、こんな柔らかいの。

ここで作った物に、ブランドのタグが付いて3倍の値段になるんだと…。

「どうぞ見て行って下さい」、と同時に店員がワラワラ現れる。

お客と同じ位の人数出てきた…。

もれなく捕まり、色々と着せられる。

高いからいらないし、もう動きたくない…。

 

しかしショー出演効果か、母購入を決意。…。

私が秋以降、革を着てたら「高いんだな」と思ってやって下さい。

 

 

ようやくホテル着。

コテージ風と言うか、棟に分かれてるサーモン色のホテル。

「キレイだから写真を撮ろう」と、立ち位置を指示する母。

立つのも辛い。

「また口がへの字!」と母。

笑えないってば。

 

扁桃腺と喉に加え、鼻水涙目。

もう喋る事も出来ず、イチかバチかで市販薬を飲み、部屋で1時間半位寝る。

(市販薬は喘息を引き起こす可能性がある。だからイチかバチか。)

温泉プールがあるから楽しみにしてたのに…。

 

起きたら涙目は治まってたけど、頭グラングラン。

暑いんだか熱なんだか、モウロウとしながら夜ご飯の席に着き、

口に運んでみるけど味不明。

この私が食欲がないってのは、相当ヤバイ。

ってか、ところどころ記憶が無い。



このテラスにつながったプールサイドではド派手結婚式してる。

数百人集まってて、生バンドに歌手に、花火(ナイアガラと打ち上げで、ちょっとした花火大会並み)。

相当お金持ちだって。そりゃそうだろう。

けど、んな事どうでもいい。

部屋に帰るのも一苦労。気持ち悪い…。

今までたくさん旅行してきて初めて思った、日本に帰りたい…(泣)