盛岡食いしん爺日記
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全国的にそうなんだろうが、
盛岡にも多くのパン屋さんがある。
開店してはなくなった店も多い。
ケーキの店もそうだが、結構移り変わりがある様だ。
そんな中、よく行くパン屋「レジュイール」。
盛岡の西隣の町雫石は温泉の宝庫で、入りに行く途中によく寄る。
国道46号線沿いに大型ショッピングセンター、イオンモール盛岡があり、
全国展開の店などロードサイド店が並ぶ。
その一角に小さなパン屋レジュイールがある。
いつも3時過ぎに行くので殆ど売れてしまっている。
それでも嬉しいことに焼きたてのパンも。
Autumn Leaves · Bill Evans · Scott LaFaro · Paul Motian
もう種類こそ少ないが、店の中はほどよくパンの香り。
次のお客さんが来る前に選ばなくては。
トングを持ちトレイに並べる。
ある中でも色々と欲しくなる。
フランス系のパンが多いが、
どれも美味しいそう、いや美味しいのだ。
もう16年目だと言う。
レジュイール(réjouir)とはフランス語。
喜ばせるとか楽しませると言う意味。
ご主人が作る飽きのこないパンと奥さんの自然な接客が素晴らしい。
来るたびに新しいパンを目にする。
何度も試作し奥さんのOKで店に並ぶらしい。
つぶライ麦の食パンも買いスライスしてもらった。
長年訪れているが、
ますます美味しくなった気がする。
二人のパンを食べる人を想う丁寧な仕事は、
日毎に進化している、そんな気がしてならない。
麺好きな私が時々食べるパン。
朝にテーブルにのると、頬が緩んでしまう。
ジャムやバターを用意してもパンだけを食べ、
噛みしめては美味しいと思う。
明日の朝の楽しみを車に積んで温泉へ向かった。
雫石町の網張温泉「ありね山荘」。
しばらく蒸し暑い日が続いたが、今日は涼しい。
標高が650メートルぐらいのありね山荘は肌寒いくらいだった。
浴槽から大きな窓を通して雫石の盆地を見下ろす。
窓の傍をヤギが通る。
遥か遠くに盛岡の街がチラリ。
ゆっくり入り温まった身体に涼しい風が心地よい。
放牧された牛達がのんびり夕ご飯。
ブナの木にどんぐり。
今年は豊作だろうか?
熊にとって大切な食料となるらしい。
大豊作を願う。
ススキの穂が風に靡く。
秋は静かにありね山荘にまで下りてきた様だ。
生まれ育った家の裏山でススキ野原を駆け巡り、
ドングリを拾った。
一度、どんぐりで何かを作ろうかと試みたが、
何にもならなかった。
私は、山里で暮らしたわけではないが、
周りには身近に豊かな自然があった。
そう言えば、生まれた街、一関市の人口が最近10万人を割ったらしい。
10年ぐらい前に合併した当初は12、3万人だったはずだ。
全国の地方の市町村はどうなっていくのだろう。
盛岡市にしても30万人まで増えた人口が、最新のデータで約27万6千人。
いつたいどこまで減っていくのだろう。

















