盛岡食いしん爺日記

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8月4日五所川原の立佞武多を見に行った。

1時頃に黒石市に着き、「金の銀杏」で天せいろう。

美味しい蕎麦と天婦羅をいただいた。

立佞武多は、7時頃に始まる。

まだ午後2時半だ。

黒石から弘前の街へ向かった。

 

弘前城の東門の前、「可否屋葡瑠満」へ。

街は、ねぷた祭りが始まっていてざわざわしている。

混んでいるのを覚悟して入ってみた。

 

 

 

 

Stardust · Lester Young · Oscar Peterson Trio

 

 

 

満席だったがう運よく席を立つ方がいた。

カウンター席はコロナ以降、

珈琲チケットを持つ常連さんの席になっていた。

なるほどと頷ける。

いつかチケットを買い、カウンターに座りたいものだ。

 

 

1979年の創業。

以前は古い街の土手町の方に店を構えていたが、2010年に移転。

何度も移転前の店を訪れているが、雰囲気をそのままに再現している。

特にカウンターの辺りは、前の葡瑠満の雰囲気が色濃く残る。  

 

 

クラシカルな調度品。

隣のテーブルに祭りの日らしく浴衣のカップル。

 

 

 

 

 

 

窓からの眺め、

照明、

壁やテーブルに椅子、

カウンターの後ろの棚に並ぶカップとソーサー。

そしてマスターとスタッフ。

見事な調和がとれ、唯一無二の空間だと思う。

 

 

 

 

「ういんな可否」とオレンジのケーキ。

 

 

何とも言えない香り。

珈琲のほろ苦さと生クリームの仄かな甘味。

まろやかで上質のお菓子の様だ。

とても美味しい。

いつだったかお代わりした事もある。

今日は涼し気な青のカップとソーサー。

金の縁取りが青を引き立てる。

 

 

 

 

 

 

 

 

オレンジのケーキ。

とても滑らかでオレンジの風味よく美味しい。

 

 

カウンターの奥に並ぶカップとソーサーは、
あの日本を代表する「大倉陶園」。

しかも、殆どがオーダーらしい。

だいぶ前に来た時、

マスターに奇麗で凄いコレクションの数だと言うと、

「ただの、自分の道楽です。」

と笑いながら話していた。

葡瑠満ではマスターが大倉陶園のカップとソーサーを

お客さんの雰囲気に合わせて選ぶ。

「お客様も、お店の一部だと思います」 

と話していた。

 

 

写真の許可をいただき、

カメラを向けるが、どうしても緊張してしまう。

何せマスターは、写真を学んできた方。

写真集も見たことがある。

でも、素敵な空間に久し振りで来たことや

美しいカップ、綺麗なういんな可否を撮らずにはいられない。

慎重にカメラを構えた。

 

 

芳醇と言う言葉がよく合う葡瑠満の一杯。

今日は、とりあえず店の一部になれてよかった。

午後のひと時、よい時間を過ごした。

ここでは、メニューを持ち帰ることが出来る。

「店主の独り言」が書いてあり、

おしまいに「お客もまたその雰囲気の一部であるようなお店、

そういうお店にしたいのです」

と締めくくってあった。

 

 

 

満ち足りて五所川原の立佞武多を目指した。

夕方のパレードにねぷたが、

車やトラクターに惹かれ続々と集まってくる。

 

 

 

 

2列に長く並ぶねぷた。

トラクターに惹かれる姿に驚いたが、

街の暮らしに根差した祭りなんだと思った。

明かりが灯る前から弘前の夏祭は始まっている。

 

 

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