盛岡食いしん爺日記
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雫石の小岩井農場に向かう道を走り農場の出入口を過ぎる。
そこから西へ。
すぐに小岩井乳業の工場があり、その先に一本桜。
さらに西へ。
ぽつぽつとベンションや人気のそば屋などがある。
しばらく行くと、風光舎の隣で、
カフェ野の香、雫石チーズ工房の斜め向かいに人目を惹く建物。
以前はペンションで看板が新しくなったが何度も通り過ぎていた。
よく見ると「HOUSE SHIZUKUISHI」と書いてある。
気になっていたが、何の店か分からないままだった。
Speak Like A Child · Herbie Hancock
今日は早めに盛岡から温泉を目指したので時間に余裕がある。
寄ってみることにした。
車を停めて少し坂を上る。
三つの看板がある。
ひょっとしたら何かの工房だろうか。
ハーブティーとスイーツが楽しめそうだ。
入るとオーナーらしき方がお出迎え。
丁寧に説明してくれた。
ペンションを改装し、昨年の10月にオープン。
1階はハーブティールーム。
2階には工芸品の工房などがある。
アート作品の工房、展示ギャラリーなどがあり、
作家と交流もできる複合スペース。
オーナーは南部鉄器の作家。
漆などを使い個性的な南部鉄器を制作する「流工房」の方。
始めて目にしたが色鮮やかな鉄器だ。
南部鉄器にこれほど鮮やかな色付け出来るとは、驚き目を奪われた。
1階にあるハーブティ専門喫茶「Herbal Тea Room」。
毎週金曜日から月曜日まで営業。
季節によりメニューが変わる。
先月は西和賀カタスミさんのベーグルだった。
4月は盛岡の内丸にあるケーキの「pâtisserie Lion」。
ハーブティーとケーキが並ぶ。
視覚から始まる楽しみ。
メニューは素敵なイラストで丁寧に説明されている。
一緒の人は「風の香」で私は「花の香」。
別々に頼めば、両方を目の前にして味わえる。
「風の香」
「花の香」
「桜のロゼムース」
桜のジュレに桜の花。
ムースにワインを使った大人の春のケーキ。
深緑の鉄瓶からお湯を注ぐ。
ハーブが踊りだし、一気に立ち上がる花の香り。
水色の砂時計。
静かに時間が流れる。
一杯目のハーブティー。
花から溶け出たばかり。
春の夕焼けの始まりの様な霞色。
湯気にのって花々が香り立つ。
嗅覚でも癒される。
杏のチョコレートケーキ。
甘さ控えめでくちどけがよく杏の風味。
美味しい~
二杯目。
喉越しが一杯目とは少し違う。
三杯となるとだいぶ色が濃くなる。
一杯ごとに味わい深くなり、味覚の変わり様を楽しむ。
昨年10月オープン、
林の中で五感で楽しむハーブティー専門喫茶「ハーブティールーム」。
自然とアートに囲まれ、
ハーブティーと春のケーキを楽しむ贅沢なひと時。
2階にあるホームスパンなどの工房を見たいと思ったが、
これ以上いては温泉が閉まってしまう。
とても魅力的な場所が出来ていたことを知っただけでも嬉しい。
次回はゆっくり見て回りたい。


































