盛岡食いしん爺日記
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今年の夏、始まりから何度か宴会があった。
盛岡の繁華街大通りに古くからある居酒屋「大たる」に
バドミントンの仲間が集まった。
3月に30年ぶりぐらいに来たばかり。
若い頃は、大通でよく飲んだ。
一次会は居酒屋で次は裏通りに入ってスナックへ。
ウイスキーとカラオケ。
3軒目へと回り、最後はラーメンを食べて帰ったものだ。
その夜は女性も多く参加。
想えば華やかな飲み会は久々。
John O'Leary - Drinking Again
炭火の焼き鳥が美味しい。
全国の銘酒が揃っていて、
次々に色々な日本酒を注文。
皆は、じっくり味を楽しみながら杯を傾ける。
女性達もけっこう日本酒を飲む。
終わりに近くなって鰻丼が登場。
ノンアルの私は間髪入れずに食べ始めた。
とても美味しかった。
デザートまで出てきた。
メロンを食べつつ思った。
私の周りでは、殆どバドミントンの話題はなかった。
端っこの方では盛り上がっていた様だ。
若い頃の運動系の飲み会は大いに賑わい、
そのシーズンのプレイの話が主だったと思う。
その夜の飲み会の主導権は女性達。
7、8人が2次会へ。
私と2人だけが帰途に着いた。
次の飲み会は、
南大通の隠れた人気の居酒屋「とらや」の後に入った「居酒屋ぬい」。
サラリーマン時代にとらやには何度か行った。
思い出も幾つかある店だった。
その後、居酒屋ぬいになってからは初めて。
2階が宴会の場所だった。
中は、昭和が色濃く漂う。
昔の雰囲気をそのまま活かしているのだろう。
国や盛岡市の政治に関わる方、
作家、老舗の御主人、
色々と活躍している方々。
私はいつもの様にノンアルコールビール。
なんだか飲むたびに本物っぽいと感じている。
まてよ、本来のビールの味を忘れかけているのだろうか。
酒に関して詳しい方が、
「今のノンアルコールビールは、日々進化してますよ」
と言った。
いつか、機会があったら本物のビールをひと口飲んでみようか。
ウイスキーは、しばらく飲んでいないが、
味を喉が覚えている。
でも、近頃はさほど飲みたいとは思わない。
ある方が、
「大事な酒を水で割るとは何事だ」
昔々、真面目な顔で言われて事があるそうだ。
話は多岐にわたった。
ノンアルでも宴会に参加している気分だ。
若い頃は、酔って言い過ぎて翌日に思い出し、
苦い酒になったこともあった。
確かに何度もあった。
青春時代は酒の味も分からず、ただただ飲んだ。
酔い過ぎた女の子を担いで送ったり、
介抱したり、
色んなシーンが昭和の頃の映画の様に残っている。
ある時期、よく一緒に飲み歩き、
何時間も話をしていた女の子が、
60才そこそこで逝ってしまったと風の便りで知った。
亡くなる前、彼女はあの頃の事を覚えていたのだろうか。
忙しい方々が多く、
途中で新幹線に乗る方、
遅く来て少しだけ顔を出す方もいた。
私は美味しい物をたらふく食べ、
色々な話が聞けて大満足だった。
その夜は、中締めが終わると、店を後にしたが、
早めに一次会で帰る人が多かったと思う。
車を停めた近くの駐車場に向かいながら、
やはり、今年こそ関東にいる高校の同級生や大学時代の友達に会いに行こう。
シルバーの修学旅行の様に。
暑さが終わった秋がいいだろう。















