昨日の朝、酷く唸りあう声が聞こえて、(かわい子ちゃんだ
)と、すっ飛んで外に出た。
取っ組み合いしてるかのような鳴きが聞こえてるのに庭に居ない。
仕事場を確認しようと向かうと、かわい子ちゃんは、イカつい顔をしながら勇んで仕事場から、外へ出る所だった。
すぐに仕事場へ閉じ込め道路へ出たら、相向かいのおばさんが「ワルオ!ワルオ!」と2階のベランダを指さす。
咄嗟に(ロックだ
)と2階へ駆け上がる。
中と外での唸りあいが止まらない。
ワルオが網戸に飛びかかってきたけど、私の声で驚いてベランダから落ちたら大変なので声を出せない。
ロックを宥める事も出来なくて、四つん這いになって近づき、そーっと窓を閉めた。
ワルオが屋根をつたわり下に下りたのを確認して、ワルオを見送った。
ワルオは、はなちゃんをターゲットにしていて、ベランダにも追いつめたことがある。
その声にロックが窓から覗くと、ターゲットがロックに変わり体当たりして網戸を突き抜けてくる子。
ロックとやりあう事も多々。
ずっと前から家に姿を現してたから、喧嘩さえ無ければ、かわい子ちゃんよりも先にワルオがウチの子になっていたと思う。
でも、ケンカ屋のワルオが来て喧嘩するたび、ただ引き離す事に夢中で、トボトボ帰る姿を見る事しか出来ていない。
私がワルオの写真を見せて近所の人に、何処かご飯を貰えてるのか聞き回っていたせいで、近所では、ワルオと呼ばれるようになってしまった。
痩せてはいないから、何処かでご飯は貰えてる様子に、良かったと思うけど…
「ワルオを裏の方で見たよ」とか
「ワルオが通ったよ」とか
皆がワルオと言う。
ごめんね、ワルオ![]()
ワルオ…かわい子ちゃんと仲良くなれたら仕事場に迎えられるかもしれないんだよ。
あのとき、私と目が合った事、覚えててね。

