私に悪影響だと思ったのかショックを与えたくなかったのか、いずれにしても、お兄ちゃんの事は私に伏せていた両親。
亡くなってから鑑別所と少年院は聞き出したけど、罪状は聞いちゃいけないような気がして聞けずにいた。今でも話してこない事は聞けずにいて知らない事にしてある。
でも、私が成人後、お兄ちゃんの友達に聞いた話を当時見た光景と照らし合わせて合致する事がたくさんあった。
プレゼントありがとう!お兄ちゃんが居なくて寂しいよ云々と、最後に両親から言われた内容を書いた。
「お兄ちゃんが仕事から帰ってきたら母屋に戻ってきてね。お兄ちゃんと2階で隣の部屋がいい。帰ってきたら仕事も頑張ってね」的に。
親の言う事は聞かないから、私の言う事なら…と両親は思ったそう。
帰ってきたお兄ちゃんは少しふっくらしてた。
そして私の隣の部屋に戻ってきた。
思春期特有の恥ずかしさがあったけど嬉しかった。
中1になった私に「〇〇〇可愛いんな〜制服似合うぞ」って。
泣いてる私に飲み掛けの缶のレモンティーを手渡して
「泣くな!お兄ちゃんが居るから」って言った。
ある時、深夜にお兄ちゃんの部屋からドスンッゴッって音が聞こえて行ってみると、お父さんがお兄ちゃんを殴ってる。
すぐお母さんを起こしに行ったら「ここに居な」って言うだけで何も話さなかった。
何事も無かったようにしてる両親。
お兄ちゃんにも「どうしたの?」って聞けなかった。
そんな事が何回かあってから、ある日の夕方、玄関でお母さんが泣きながらお兄ちゃんをぶってた。
そのうち「この野郎!この野郎!」って傍にあった傘でぶち始めたから、怖くなって猫のミィを抱っこして部屋に戻った。
不良ばかりが集まる家だったから、お母さんもよく怒鳴ってた。でも、いつも皆に夕飯を食べさせてあげていた。私は皆との夕飯が楽しかった。
お兄ちゃんが憧れで、お兄ちゃんの真似をするようになった私は、先生が訪問してきた時、顔を出さずにいた。
そしたらお兄ちゃんに「せっかく心配して来てくれてるんだから顔くらい見せろ。失礼だぞ」って言われて渋々顔を出した思い出もある。
1度だけ「真面目にやれ!俺と同じになるな!」ってお兄ちゃんに叱られた事があって
付き合ってた彼氏の所へ「妹と別れろ」と言いに行き、その時だけはお兄ちゃんが憎たらしかった。
そんなお兄ちゃんがお父さんを殴り返してたのを見た事がある。
お兄ちゃんじゃなく見えて凄く怖かった。
それから数ヶ月間お兄ちゃんはまた居なくなってしまった。
たまぁにメソメソ泣いてるお母さんを見るのが嫌だった。
昨日と同様コメントは気にしないで下さいね



