お腹ぺこぺこで飢餓状態のまま

デートを続けるMilly。

そして、Millyの食事を徹底的に阻止する、

スパルタ教官の中野さん。


全ては、ディナーの為


とじっと耐える帰り道でしたが・・・

******



渋滞の中、2時間近くかかって

ようやく、車が停車したのは。。。



Σ(゚д゚;)!!

住宅地の駐車場!!



ひょっとして。。。


『そこのマンションが俺の家



(((゜д゜;)))

やっぱり!!

いきなり、家っすか???


私、そんなに軽い女じゃないわよ!!

つ~か、今押し倒されたら抵抗する力もないわ~


もしや、コレが作戦??


ほら、男の人って疲れていると

あそこだけは元気になるって言うじゃない、

それと同じで


極限状態に陥らせて

生殖本能を呼び起こす作戦??


と疑いつつも、

空腹で頭の中は食べ物の事でいっぱい。



『家で何か作ってくれるの??』



『うぅん。車だとお酒飲めないから、

車おきに来ただけ!!』


って!!!


最初からこんな予定??


こんなに遅くなるなら、途中で

お茶でもしてくれれば良いじゃん!!



それでも、夕飯を目前に、もう引っ込みのつかないMillyは

必死に彼の背中を追いかけて、

神奈川某所の彼の家の最寄り駅へ。。。


『ここでいい??』



と、彼が指差したのは、



日本海○屋!!!



ここって。。。

ここって。。。


私でも滅多に行かない

学生くらいしか行かない。。。


超、庶民的居酒屋!!!

(=◇=;)




私は、こんな為に

じっと空腹に耐えてたんじゃない!!!

(。>0<。)



でも、空腹には変えられぬ。。。

と思い、渋々承諾したものの。。。



満席なんで、

1時間位お待ちいただきま~す!!


(T▽T;)


そうよね、その日は3連休の中日。

学際シーズンに、某大学のある学生の町。。。

空いているわけがない!!


店内には、『婚活』という言葉すら知らないような若者たち。

いいわね、あんたたちは。お腹もいっぱいで、夢も未来もあって。


その一方で、三十路のMillyをデートに誘ってくれるのは、

食料を一切与えてくれない変態ドSの男だけよ。。。


少年少女よ、売れ残る前に

良い人を見つけるんだよ


...( = =)トオイメ・・・


結局、居酒屋を3件もはしごして、

4件目に諦めて20分待ってやっと入った居酒屋。


席に着くなり飲み物よりも先に、食べ物をオーダー。

しかも


『すぐに出てくるものお願いします!!』


って、私どんだけぇ~!!!


会話もなく、出されたものを黙々と食べるMilly。

この時のMillyには食べ物以外は目に入らなかった。


そして、お腹がいっぱいになると、

目の前には中野さん。

Millyを空腹地獄に陥れた憎き男。


満腹になり冷静になったMillyは

もう一刻も早く、彼から離れたかった。

そこで、



『イタタタタタ・・・

急にお腹が痛くなってきた~

多分、お腹すきすぎで、急に食べたからだと思う』(←ちょっと嫌味)


と、相変わらず幼稚な茶番劇をはじめたのです。

そんなMillyに中野さんは


『大丈夫??

うちで休んでいきなヨ』


つ~か、中野さんのせいでしょ!!

良い人の振りして本当はMillyを食べたいんでしょ!!

『ううん。家に帰る』(キッパリ)



『もうちょっと一緒にいたいんだけど、

何もしないし、Millyちゃんは薬飲んで休んでれば良いから』


痛い恋を経験してきた私にそんな嘘は通用しないわよ。

良い人ぶったってもう遅い!!

これでちゃんと途中でカフェにでも連れて行ってくれてれば

どうなったか分からないけれど、

食の恨みを思い知れ!!



『ゴメンお腹痛いから話しかけないで!!』



と、冷たく言い放ち、横っ腹をさすりながら一目散に改札へと向かう。

そして、改札の向こうで一応、振り返り手を振るMilly。

心の中で叫んだ



グッバイ フォーエバー!!!!



まじめ人間のMillyは。

これまで学校でも仕事でも仮病を使ったことがないのに。。。


初めて

仮病でデートを早退しました



私的には、中野さんがそれ位ありえなかったの!!
やっぱり、恋愛素人のMillyでも知っている恋愛の鉄則は正しかった。

れでぃーすあんどじぇんとるまん!!

りぴーとあふたーみー


まずは胃袋を摑め!!


つまりは、これって


お腹がいっぱいになる

幸せな気分になる

『この人といると幸せかも』と錯覚

恋に発展


ってことでしょ★

ダイエット中の何倍もの飢餓状態の

サイテーなデートだったけれど勉強になりました。



ちなみに、彼が頑なに私に食事を与えなかった真意は、

Millyの予想では


①単なるドSでMillyの嫌がる姿に興奮したかった


②自分がお腹が空いていないのに、

 食事につき合わされるのはゴメンだった。


③真剣に『空腹な程ご飯が美味しい』と信じていた


④Millyの遅刻に対するお仕置き。



本当のところは分からないけれど、

二度と彼に会うことはないでしょう。


食べ物の恨みは恐ろしいのでした~。