元介護職カウンセラーの繭美です☆

 

 

 

介護の仕事に就いて

 

最初に就職したところはデイサービスでした

 

特養希望だったけど

入社したら配属先はデイサービスでした

 

 

 

そのデイサービス勤務の時から

 

デイサービスに通っていて

 

時々ショートステイを利用していたMさん

 

 

 

認知症状もあったけど

 

それとは別に話をすることが難しく

言葉がはっきりしゃべれない

 

お話しようと思って話してくれることもあったけど

 

聞き取りが難しい状況でした

 

 

 

私が初めて会った時には

 

話すのが難しいこともあってか

 

自分以外の人には興味はあまりないし

 

もちろん他の人(職員も含め)に自らコミュニケーションをとることはありませんでした

 

私たちの方から話しかけても返事をしてもらえれば良いくらい

あとは会釈とか・・・

 

 

そんなあるとき

 

私たちの「おはようございます」の挨拶に

 

「おーはーよー」と返してくれることが・・・!

 

 

 

今までも声かけをしていなかったわけではないけれど

 

この『挨拶を返してくれた』ことをきっかけに

 

今まで以上の声かけを先輩と一緒にしていきました

 

 

 

そうすると

 

 

今までデイサービスの送迎バスを降りる時に

 

他の利用者さんから「さようなら」と挨拶されても

 

知らんぷりしてバスから降りていたのが

 

振り返って会釈してから降りていくようになったり

 

 

お昼寝でお布団を使用してもそのままだったのが

畳にお布団をひいて使用してました

 

片付けは職員がやるから何もしなくても良いのに

 

自らお布団を半分に折ったりして片付けをしようとしてくれるようになったり

 

 

職員が何かお手伝いさせてもらったり介助したあとに

 

「どうもありがとー」と言ってくれるようになったり

 

 

以前は難しい表情をして過ごしていることが多かったのが

 

いつからか笑顔が増え

 

 

おしゃべりがどうしても難しく

 

なかなか私たちが理解できない時には

 

ペンと紙を渡すと紙に書いて自分のことを伝えてくれるようになりました

 

 

 

「うれしくて ついながいだよ」

 

 

これは私が特養に異動になり

 

Mさんがショートステイ利用中の夜勤中に起きてきた時に

 

眠れないなら・・・と ステーションで一緒に過ごしていた時に書いてくれた言葉です

 

 

最初の頃の

 

挨拶もそこそこに会釈を返してくれたら良いくらいだったMさんが

 

まさかそんな風に思ってくれるなんて

 

そしてそのことを伝えてくれるなんて

 

私の方こそ本当に嬉しくて

 

今でもそのメモは大切にとってあります

 

 

 

コミュニケーションが難しいと

相手の反応がわからないと

 

どこかでわからないからと

 

必要以上にコミュニケションをとることを諦めてしまうこともあるかもしれないけれど

 

反応がもらえないからって伝わっていないことはないし

 

どんな状況であっても

 

こちら側が『伝えたい』と思っていたら

 

伝わるものだと私は思っています

 

伝えることを諦めてしまったらそこで終わりになってしまうから

 

 

なぜだか

 

ふと Mさんを思い出したので書いてみました

 

 

もうあれから15年くらい・・・ 月日が経つのは早いですね

 

 

 

 

☆お読みいただきありがとうございます☆