
今日はブックトークで紹介した1冊を
ご紹介します

日本人よりもこよなく日本文学を愛した
外国人
ドナルド・キーンさん
日本人として彼には頭が上がりません。
311の東日本大震災の後
多くの外国の方々は自国へと非難されました。
それも当然のことでしょう

日本行のカウンターは連日ガラガラになった
海外の空港
まあそれも当然でしょう

そんな中
日本への帰化を決意された外国人
ドナルド・キーンさん

私は本当にビックリしました

彼がどれほど日本を愛したのか
まざまざと見させて頂きました

私たち現代人はそんな彼に負けないように、
もっともっと日本を愛したいと思います

それにはやっぱり
古事記
が一役買ってくれるでしょう

古事記は本当に奥が深くて
いろいろな意味が隠されているのです。
読めば読むほど新たな発見があるのです。
18世紀以降には神道の聖典として扱われ、
文化の黎明期における日本人の信仰を
うかがい知るには、これが最良の資料でもあると
キーンさんは著書で書いていらっしゃいます。
今日では重要な文学作品としてみなされています。
前置きが長すぎました

今日は古事記編纂に携わった一人、
ひえだのあれ様

キーンさんの本
「日本文学の歴史①古代・中世編1」より
天皇は阿礼に帝紀と旧辞の暗記を命じた。
この時阿礼は28歳。
「目に渡れば口に誦み、耳に払るれば心にしるす。」
目にはいったものはなんでも復唱でき、
耳に入ったものは心に焼きつけて忘れない
人物だったといわれています。
すごい

さらに神秘的な事に…
稗田阿礼は男なのか女なのかと
さまざま議論されていますが
日の神アマテラスが岩戸に隠れたとき、
それを誘い出したアメノウズメ。
阿礼こそはその末裔にほかならない
という説があります。
「誦習」という言葉から、
阿礼が稗田氏の伝統にのっとって古事記を
吟唱したのだと推論しています。
つまり、稗田氏は世襲のシャーマンであり、
死者を呼び、生者を助けるために、
歌い、踊り、
その他の儀式を行ったと考えられています。
さらに、古事記の文体や、そこに含まれる
印象深いいくつかのエピソードの構成を
シャーマン的伝統から要請されたものだと。
阿礼はそのエピソードをただ読んだのではなく、
所定の抑揚をつけて吟誦することで、そこに
魔力を込めたというのです

この説大好きです

私は古事記の原文の訓読みをお勧め
しています。
日本のことばには言霊(言葉の霊力)が
込められています。(特に昔のことば等)
原文を読むのは難しいですが、
アマテラスのセリフの所などは、
気持ちを込めて読めば、身震いがします。
実際朗読の講座でいろいろと読んでみたところ、
原文が一番良かったと言われた方もいらっしゃいました。
そこへもって阿礼さまが魔力を込められたのなら、
最強ではないですか

またスラスラ読めるようになるまで、
時間がかかりますが、かなり滑舌の練習になり、
特に人前で話される方にはお勧めです

話を戻して、
上とはまた違った説では
8世紀の戸籍を調べるという現実的な
調査方法でいけば、稗田阿礼は男性とみなせる
そうです

アレ(荒)はつねに男性の名であり、
女性の場合アメレ(荒売)になるそうです。
最近の研究者は古事記は後宮で吟誦するため、
のちの持統天皇の皇女時代に女性が編纂したものだと
する説も現れたそうです。
男なのか
?はたまた女なのか
?この一点に学者たちは莫大な労力を費やして
きたそうです

みなさんはどちらだと思われますか

稗田阿礼の出身地奈良県大和郡山市でも
古事記編纂1300年イベントが行われています。
ぜひホームページをチェックなさってみてください

http://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/kankou/event/1300/002214.html
私も気になる講演会に早速申し込みましたよ

日本文学の歴史 (1) 古代・中世篇 1/ドナルド・キーン

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