学校に行けないわが子を見て苦しくなるお母さんへ | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

朝になると学校へ行けず泣いてしまう。

 

布団から出られない。

 

「今日は休みたい」と言われるたびに胸が苦しくなる。

 

周りの子は学校へ行っているのに…。

 

「このままで将来大丈夫なの?」

 

そんな不安が頭から離れない。

 

子どももつらいと思います。

 

でも、お母さんだって泣きたくなる日がありますよね。

 

 


子どもの様子を見て苦しくなる背景には、

 

子どもを大切に思う気持ちや、将来への心配、

 

幸せになってほしいという願いがあることも多いと思います。

 

だから、苦しくなる自分を責めなくても大丈夫です。

 

その苦しさも、子どもを大切に思う気持ちの表れなのです。

 

 


子どもが学校へ行けないと、

 

「どうしたら学校へ行けるだろう。」

 

と、そのことばかり考えてしまいがちです。

 

でも実際には、学校へ行けない状態の背景には、さまざまな理由やしんどさが重なっていることがあります。

 

例えば、

 

・疲れがたまっている

 

・不安が強い

 

・人間関係で悩んでいる

 

・感覚過敏などで学校生活が苦しい

 

・失敗体験が積み重なっている

 

・自己肯定感が下がっている

 

そんなさまざまな背景があって、「学校へ行けない」という形で表れていることが少なくありません。

 

だから、学校へ行けるようになればすべて解決する、というわけではないのです。

 

 


学校へ行かせようとする前に、まず見てほしいことがあります。

 

・夜は眠れているかな?

 

・朝になると頭痛や腹痛はないかな?

 

・学校では無理をしていないかな?

 

・家では安心して過ごせているかな?

 

・今、一番困っていることは何だろう?

 

子どもの行動ではなく、「今どんな状態なのか」を見ていくことが、とても大切です。

 

 


次男は、保育園の頃と、小学校2〜3年生の頃に、何度か登園・登校しぶりがありました。

 

朝になると体調が悪くなり、

 

「今日は休む。」

 

と言います。

 

そして、園や学校へ「お休みします」と連絡を入れた途端、元気になるのです。

 

最初は不思議でした。

 

でも、仮病を使っているようには見えません。

 

そのときは本当にしんどそうなのです。

 

そんな子を無理やり連れて行っても、何も解決しないだろう。

 

それどころか、本当に家から出られなくなってしまうかもしれない。

 

そう思い、本人が「休みたい」と言う日は休ませることにしました。

 

そして、落ち着いているときにだけ、

 

「何か困ったことあった?」

 

「いつでも話は聴くよ。」

 

そう伝え続けました。

 

 


子どもが学校を休みたいと言うときには、何かしらのしんどさや背景があることが少なくありません。

 

でも、その理由を本人自身がまだ言葉にできないこともあります。

 

だから、無理に聞き出そうとしても答えられないこともあるのです。

 

そんなときは、子どもの心が整理されるまで待つ時間も必要なのだと、おかんは学びました。

 

 


その後、次男の登校しぶりには、それぞれ理由がありました。

 

保育園では、朝のおもちゃの貸し借りが苦手だったこと。

 

小学校では、一緒に過ごす友達の中に苦手な子がいたこと。

 

先生へ伝えるかどうかは本人に任せましたが、

 

「先生には言わないでほしい。」

 

という気持ちを尊重し、おかんは見守ることを選びました。

 

そして、しばらくすると、また自然に学校へ通えるようになっていきました。

 

 


もう一度、毎週決まった曜日だけ体調を崩す時期がありました。

 

調べてみると、その原因は学校ではありませんでした。

 

放課後のピアノ教室がつらかったのです。

 

本人の中で、

 

「学校を休めば、ピアノも休める。」

 

という考えになっていたのでしょう。

 

そこで、しばらくピアノ教室をお休みしました。

 

すると、その後、高校生になってから、自分で

 

「保育士(学校の先生)になりたいから、またピアノを習いたい。」

 

と言い出し、自分から先生へ連絡を取り、アルバイト代で月謝を払いながら再開したのです。

 

子どもは、親が思っている以上に、自分の中で考え、成長していく力を持っています。

 

 


親にできることは何でしょう。

 

それは、

 

・最後まで話を聴くこと

 

・否定や反論を急がないこと

 

・焦って答えを出そうとしないこと

 

・安心できる家庭をつくること

 

・その子をそのまま受け止めること

 

・必要に応じて学校以外の居場所も考えること

 

・親自身も不安と向き合い、心を整えること

 

です。

 

「今日は学校へ行けたか。」

 

だけで子どもを見るのではなく、

 

もっと根本にある「その子の状態」を見守っていくことが大切なのです。

 

 


学校へ行けない姿を、すぐに『怠けている』と決めつけないでほしいと思います。

 

そこには、本人なりの困りごとやしんどさが隠れていることがあります。

 

だから、責めても、追い立てても、心は動けません。

 

そして、学校へ行けないからといって、その子の人生が止まるわけでもありません。

 

今は、心と体を回復させる時期なのかもしれません。

 

「自分は自分でいい。」

 

そう思える土台を育てることが、次の一歩につながっていきます。

 

ただし、体調不良が続く場合や、いじめ・強い不安などが考えられる場合は、学校や医療・相談機関などに相談することも大切です。

 

 


子どもが学校へ行けないと、お母さんも苦しくなるのは当然です。

 

でも、「学校へ行けるようになること」だけを目標にしなくても大丈夫です。

 

まずは、子どもが安心して過ごせること。

 

安心できる居場所があること。

 

その積み重ねが、子どもが自分の力で次の一歩を考えていくための土台になることがあります。

 

 

 

 

 

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