7月10日に、サントリー美術館に行ってきた。

 

 

「眼のごちそう 食器」展である。

 

「生活の中の美」(サントリー美術館の基本理念)を楽しむ企画として、主に桃山時代から江戸時代の陶磁の食器を特集した展覧会である。

 

ああ、素敵、(写しが)欲しいわ~などと作品リストに〇を付けていたら膨大な数になりそうなので、メモは1点に絞った。

 

「銹絵兎花卉文鉢」 仁阿弥道八 一口 江戸時代 19世紀 個人蔵

 

 仁阿弥道八といえば、東京国立博物館蔵の「黒楽鶴亀文茶碗」に惹かれ、訪れるとついつち写真を撮ってしまう。

 京焼の名工で、青木木米の弟弟子だそうだ。

 

 本作品は、解説パネルに「白化粧の深鉢に銹絵を掻落しで兎と牡丹文を配す」とあった。兎と牡丹がデザインされており、兎は可愛い、という感じではなく「オシャレ」という感じ。

 けっこう大きめの鉢なので、これをそのままぐぐぐっとそのまま高さ10㎝くらいまで縮めて茶箱用のお茶碗になったら、ものすごく欲しい!!と妄想。

 

展示を見終わったところで「体験コーナー うつわに料理をのせてみよう!」が設けられていた。

 

 

こんなふうにアクリル板にプリントされたお皿があり、料理もアクリル板にプリントされている。

 

 

周りに誰もいなかったので、ゆっくりと遊ばせていただいた。

 

重要文化財「白泥染付金彩薄文蓋物」 尾形乾山 一合 江戸時代 18世紀 

サントリー美術館蔵

 

 

なんでも合いそうと思ってエビフライをのせたが…

 

 

リンゴはどうだろう。

 

 

運動会のお弁当を詰めるのに、出来上がったおかずを冷ますためにお皿に仮置きした感じになってしまった。重要文化財のお皿に失礼だったかも知れない。

 

そして、プリンのアクリル板も用意されていたが、これはどのお皿に合うのか!?

 

重要文化財「色絵五艘船文独楽形鉢」 伊万里 一口 江戸時代 18世紀

サントリー美術館蔵

 

 

…おにぎり。うーん。「ふぐ刺し」があればお皿の模様が薄く透けていいのではないか。しかし、無かったので「おにぎり」で。重要文化財のお皿におにぎり…。

 

「色絵松帆掛舟文葉形皿」 伊万里 一口 江戸時代 元禄6年(1693)銘

サントリー美術館蔵

 

 

近くに御漬物の盛り合わせがあったのが、これは鮪(?)のお刺身で。

 

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「虎屋茶寮」が空いていたので、思わず入ってしまった。

 

あんみつ 抹茶グラッセ

 

 

「抹茶グラッセ」がすっきりと美味しい。

どうやって作るのだろうか。

時間が経ってもこのような状態が保たれ、ゆっくりと味わうことができた。

 

そして、何と言っても、虎屋の餡!!

 

 

寒天が色により、味、口当たりも違って、ああ、なんて細やかな…ああ、「虎屋」~としびれる気持ちで味わったが、餡、餡、餡である!

久々の「虎屋」の餡に、すっかりノックアウトされた。

 

美味しい(しか言えない)、幸せ~とついつい長らく余韻に浸らせていただいた。