昨日、根津美術館に行ってきた。

 

 

開館85周年記念特別展「光琳派 国宝「燕子花図」と尾形光琳のフォロワーたち」である。

 

 

本展覧会のメインは、何と言っても国宝「燕子花図屏風」。

そして、その作者である尾形光琳の作品と、尾形光琳に直接又は間接的に連なる絵師の作品を紹介した展覧会である。

 

光琳の弟である陶芸家の尾形乾山(1663~1743)、光琳の弟子である渡辺始興(1683~1755)、深江芦舟(1699~1757)、乾山に学んだ立林何帠(生没年不詳)の作品を合わせて展示。

 

深江芦舟、立林何帠の作品は、今までノーマークだったが、今後は要チェックである。

 

**メモ**

 

「夏草図屏風」 尾形光琳 2曲1双 紙本金地着色 江戸時代・18世紀 根津美術館蔵

 美しいの一言。

 

「燕子花図屏風」 渡辺始興 6曲1双 紙本金地着色 江戸時代・18世紀 

クリーブランド美術館蔵

 

 光琳の国宝「燕子花図屏風」と並べて展示されていた。

 ポスターでは上下である。株の下の方が霞で隠されているように、描かない表現が使われているのが魅力的な作品。

 

「蔦の細道図屏風」 深江芦舟 6曲1隻 紙本金地着色 江戸時代・18世紀

クリーブランド美術館蔵

 『伊勢物語』の場面が描かれている。俵屋宗達の手法を参考にしているらしい。

 

「扇面貼交屏風」 立林何帠 2曲1双 紙本着色 江戸時代・18世紀 千葉市美術館蔵

 「たらしこみ」の雰囲気が中村芳中?と思ったら立林何帠だった。

 解説パネルに、この作品は画風は。中村芳中の画風を先がけたものだと書かれていた。ほう…。

 

「銹絵染付梅図茶碗」 尾形乾山 1口 江戸時代・18世紀 梅澤記念館蔵

 槍梅の幹と枝は銹絵、花は染付で描かれた半筒形の素敵なお茶碗。

 

「銹絵染付白彩薄文鉢」 尾形乾山 江戸時代・18世紀 個人蔵

 同じ名称で個人蔵の鉢が2点展示されており、よく似た感じ。こちらの写しがあれば「欲しい」と思った。

 

「銹絵掻落蔦図火入」 尾形乾山作・尾形光琳画 1口 江戸時代・18世紀 個人蔵

 側面が二重線で3分割され、上部は口縁内外に雲、胴部は蔦、下部は萼(花の外側にあるガク)が描かれ、白化粧に銹絵、細部は針彫の細かい線で表現されているそうだ。

 

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美術館のお庭のカキツバタが見ごろだった。

 

 

2017年の「燕子花図と夏秋渓流図」展では、ツツジ、藤はきれいだったものの、カキツバタは数個咲いているだけだったようだ。

今回はこんなに!

 

 

ここは東京都港区である。

地下鉄表参道駅から徒歩10分、大都会のど真ん中なのだ。

 

どこかの山のような。

 

 

ビルが見えると、自分が港区にいることを思い出すのだ。

 

 

 

ん?鳥?

 

おお。

 

おお。

 

光琳と渡辺始興の燕子花を見て、そしてお庭の美しい燕子花も見られて、感無量だ。

 

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根津美術館のすぐそばの「一保堂茶舗」の喫茶室へ。

 

 

青山店限定の「SEIZAN」の薄茶、「青山 紅谷」の柏餅!

 

 

 

「紅谷」の柏餅、美味しかった…。