12月5日に国立西洋美術館「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」展を鑑賞。平日の朝一を狙い、恐らく土日よりは随分空いていたと思うが、ああ、もっとゆっくり、しっかりと鑑賞したい!という気持ちが残った。
いつも拝読しているアメンバーさんのブログに、金、土曜日の開館時間延長時に大人気の展覧会を訪れた記事があったことを思い出した(参考になる記事を書いて下さり感謝)。
「印象派―室内をめぐる物語」展も金、土曜日は20時まで開館、よし、その時を狙おうと昨日土曜日の夕方から国立西洋美術館を訪れた。
ということで辺りは暗い。
前回と比べて…かなり空いている。
入口のホールに人が少なかったため、このような写真も撮れるのである。
前回、会場に入ることばかり考えて、入口にこんなドアがあったことすら気づいていなかった。
なんだかとってもオシャレ。室内をテーマにした展覧会という感じ!
エドガー・ドガ 「家族の肖像(ベレッリ家) 」
1858 – 1869年 油彩/カンヴァス オルセー美術館
人が少ないため、何だか写真も上手に撮れたような気がする。
今朝、NHK日曜美術館「まなざしのヒント 印象派 人物画編」を視聴した。
本作品が紹介されて、右下に犬が描かれているということが話題に。
漫画家の荒木飛呂彦氏が本作品はお母さんと長女にピントが当てられており、丁寧に絵が描かれているが、二女とお父さんはささっと描かれているといったようなことを仰っていた。
確かに、私は、前回も昨日も丁寧に描かれている左側のほうに目がいき、右下の陰になっている部分に注目していなかった。
歌舞伎役者の片岡千之助氏が椅子の座面の色を話題にし、
荒木飛呂彦氏が椅子の水色がイケてる、カッコいいといったような発言が。確かに。
ということで右下部分。
うむ。
もこもこした犬の後ろ足と前足の一部に見えてきた。
図録だと写真が明るく、犬だとはっきり分かる。
そして、荒木飛呂彦氏が、「ドガは半分で切る」ということを仰っていた。
バレリーナ、おじさん、半分で切る、カッコいい、しびれる、などと仰っていた。
確かに…。
そして、本作品に描かれた頭部が画面から切れている犬。
「リアリティなんでしょうね」と発言されていた。なるほどねえ…。
会場では、今回、(人が少なかったので)立ち位置を変えながら、ゆっくりと本作品を眺めることができた。
荒木飛呂彦氏が番組でピントが当てられていると仰っていたお母さんと長女、私も長女に引き付けられた。
長女が着用しているエプロンの素材感。
これがかなり精密というか、正確というか…。
日曜美術館を見てから、本展覧会を訪れたら、もっとしっかりと鑑賞できたかも知れないが、恐らく、もっと混み合うだろう…。
ピエール=オーギュスト・ルノワール「ピアノを弾く少女たち」
1892年 油彩/カンヴァス オルセー美術館
こちらも今回は好きな場所から好きな距離を持って鑑賞することができた。
写真も真正面から撮影できた。
大変美しい。
クロード・モネ「睡蓮」 1913年 毛織物 モビリエ・ナショナル(フランス国有動産管理局)
モネの「睡蓮」が原画となり、国立ゴブラン製作所が管理するサヴォヌリーの工房によって毛織物になった。
遠くから見ると絵画に見えるが、近くによると、しっかりと毛織物。
「印象派―室内をめぐる物語」展を堪能し、常設展に移動。
前回は黄色いチェーン着きの仕切り棒があったが、今日はツリーの前に何もなく、スッキリ。
常設展のこちらの作品が気になり、再び撮影。
グスタフ・クリムト「アッター湖の島」
1901-1902年頃 油彩、カンヴァス 寄託作品
私が福田平八郎の「漣」を感じる部分は、下部。
まあ…違うのだけど、何かが…。いや、やっぱり「福田平八郎」感があるような。
今回は同行者がおり、その同行者も福田平八郎の「漣」を連想したようだ。
私だけじゃなかった。
閉館の15分前にロッカーから荷物を出して退出。
この金・土曜日の開館時間延長、かなり良いと思った。
混み合うに違いない展覧会は、このような機会があったら狙いたいと思う。
















