三井記念美術館に行ってきた。
「特別展 円山応挙 革新者から巨匠へ」展である。
ああ、とても楽しみにしていた応挙展である!
本展覧会はいくつか撮影可のものがある。
こちらはホールに展示されていたお皿である。
「応挙写鶴亀絵平皿」 三井高福画・永樂和全作 明治15年(1882)三井記念美術館
こちらのほか、円山応挙と三井家の結びつきが分かる作品がいくつか展示されていた。
重要文化財「遊虎図襖」16面のうち12面 天明7年(1787)香川・金刀比羅宮
(東面)
香川県・金刀比羅宮の表書院の襖絵。
解説パネルのタイトルは「毛皮を見て書いた応挙、モフモフ感に注目!」
(北面)
こちらの虎たちが気になる。
特に、こちら。
表情が…真面目な顔なのか、実は笑いをこらえているのか…。いや、単にキリっとしているだけなのか。
国宝「雪松図屏風」 6曲1双 江戸時代・18世紀 三井記念美術館
三井記念美術館の応挙といったら、こちらの「雪松図屏風」が思い浮かぶ。
解説パネルのタイトルは「陽光にきらめく新春の雪景色」
この雪は塗り残した紙の色だそう。
「青楓瀑布図」 1幅 天明7年(1787) サントリー美術館
こちらはサントリー美術館で今年2025年1月「儒教のかたち こころの鑑 日本美術に見る儒教」展、2020年10月「日本美術の裏の裏」展でも鑑賞。
暗い部屋に展示されており、とても印象的だった。やっぱり良いねえ…。
「雪柳狗子図」 1幅 安永7年(1778) 個人蔵
解説パネルによると「ころころ、ふわふわとした子犬のキャラクターはこの頃には完成されており」とあった。ほう…。
応挙が描く大変可愛い子犬、可愛いけど賢そうな気がする。
その他メモ。
「立雛図」 1幅 江戸時代・18世紀 個人蔵
解説パネルに「オシャレな表具にも注目!」とあった。使われている裂地が素敵なのだ。天地と柱に使われているものは、所々に黄、赤、青、紫の小さな正方形が刺繍のように織り込まれた裂地で、とても絵とマッチしていた。
図録に表装を含めた写真が使われているのが嬉しかった!
「桜木地茶箱(蓋裏桜川蒔絵)」 (蓋裏)下絵・円山応挙筆 蒔絵・春正作 1組
江戸時代・18世紀 三井記念美術館
こちらは2021年6月「茶箱と茶籠」展でも鑑賞しており、大変興奮してブログにも色々書いている。
今回は「如庵展示ケース」に展示されており、茶箱に納められている「祥瑞詩入筒茶碗」「赤楽茶碗 銘花むしろ」「黒子棗」と茶杓なども展示されていた。大興奮。
蓋裏の水面の表現、花びらが見る角度により蒔絵の輝きが違って見えるのも、大興奮。
「龍門図」 3幅 寛政5年(1793) 京都国立博物館
この3幅で構成されている「龍門図」は、2016年11月に根津美術館「円山応挙 「写生」を超えて」展で鑑賞して大変感動した記憶がある。ここで見られるとは…感動。
ちなみに、解説パネルのタイトルは「応挙ならではのセンス全開」。
「竹雀図屏風」 6曲1双 天明5年(1785) 静岡県立美術館
図録に「右隻には雨の中、断続的にぶつかりつづける雨粒でしなだれる竹林を、左隻には風を受け、さやさやと揺れる竹林を描き分け、そこに舞い遊ぶ雀たちを配した屏風である」と書かれていた。そう、その通り!
紙本墨画淡彩の本作品。雀に淡い着色がなされているが竹は墨だけではないか。
大変美しく、眺めていると気持ちが落ち着く。この屏風のミニチュアがあったら欲しいと思った。
「風雪三顧図襖」 8面 江戸時代・18世紀 白鶴美術館
「三顧の礼」を描いた作品で、とても色が美しい。良いなあ。
重要文化財「竹林七賢図襖」 8面 寛政6年(1794) 香川・金刀比羅宮
北面に描かれた、従者と思われる瓢箪と敷物?を肩にかけて運んでいる若い男性の無の表情に見えるが、実はけっこう深いことを考えているように見える感じが特に良いなあと思いつつ鑑賞。描かれている七賢人の静かな表情も惹かれる。
この他にも、今年2025年7月に大阪中之島美術館「日本美術の鉱脈」展で初公開の円山応挙と伊藤若冲のコラボ作品ではないかといわれる「梅鯉図屏風」「竹鶏図屏風」が東京初公開!
そして、円山応挙、長沢芦雪、山口素絢のそれぞれの「幽霊図」が並べて展示されているのも大興奮であるし、書ききれないほど素敵な作品があった。
後期展示の一時期に展示の根津美術館所蔵「藤花図屏風」(重要文化財)も見たいので後期にも行きたい、いや、前期展示にもまた足を運びたい。「ミュージアムパスポート」を持っているので何回でも行きたい。
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日本橋には魅力的なお店がたくさん。
「ミッシェルバッハ 日本橋」で一休み。
同行者と2人分である。
コーヒーもケーキも美味しかった。

















