読了。

桂望実氏の「腕が鳴る」を読み、本書に興味を持った。

 

終活の準備はお済みですか?  (著)桂望実

 

本書は、終活サロンに訪れる人、業務に関わる人の計5名の物語で構成されている。

 

サロンではオリジナルの「満風ノート」というエンディングノートを無料で渡し、それに記入し、サリンで話をし、それによって専門家や業者を紹介するという流れになっている。

ちなみにサロンの親会社は葬儀屋さん。

 

この「満風ノート」は、前半と後半に分かれ、前半は自分史を記入し、後半で「もしもの時にどうしたいのか」を記入するようになっている。

 

大変気になったので、物語に登場した項目をメモした。

 

まず、前半部分。

 

「自分史年表」

左ページに年号とその年にあった出来事と流行が書かれており、右ページにその年の自分の年齢と自分に起こった出来事を書くためのスペースがある。

 

年表の最後に『特別な思い出』という項目があるようだ。

その項目を見て、第1章の主人公・鷹野亮子(55歳、キャリアウーマン)が思い出した30歳代前半の思い出が大変ショッキングだった(気になる方はぜひ本書を読んでください)。

 

「旅の思い出」

第2章の主人公・森本喜三夫(68歳、無職)のこの項目についての妻との会話が面白い。家族旅行での2人の思い出の違いが笑えて来る。同じ旅行をしていても覚えていることが違うとは…。

 

「行ったことがある都道府県に色を塗るページ」

「伝えたいレシピのページ」

 

エンディングノートにこんな項目があるとは…これは「満風ノート」独自のものなのか。

伝えたいレシピ……。

最近、電子レンジ調理に凝っていて、いかに手軽に、短時間でできるかをテーマにしてネットで検索しては作っている。身近な人には「電子レンジで簡単に作れる揚げナス風」など「おススメ!」と話すことはあるが、わざわざ記入して伝えるものは…私は無いかも。

 

後半部分。

 

「家族と親族用のページ」

・家系図

・氏名、住所、電話番号、備考欄(思い出やエピソードを書くようだ)。そして、「もしもの時にいつの段階で知らせるか」を選んでチェックマークを付けるようになっている。

その選択肢が『入院』『危篤』『死亡時』『通夜・葬儀』『知らせなくてよい』『その他』の6つ。うむむ…ちょっと考えるよねえ。

 

「友人、知人の連絡先リスト」

 

「看護と介護のページ」

お願いしたい人の第一希望欄、介護の希望欄(自宅などの選択肢があるようだ)

 

「自分の葬儀に関するリクエスト」

お葬式の後に出す食事、霊柩車のランク、火葬料のランク、骨壺のタイプの希望など。

この食事についてのリクエストは何だかぐっとくるなあ。物語では肉まんが話題に上がっていたが・・・。

 

「終末医療についてのページ」

告知の有無、延命治療についての希望など。

告知についてのチェックを入れる項目が詳しい。

『病名と余命のどちらも告知して欲しい』「病名も余命もどちらも告知しないで欲しい」『余命の告知はせずに、病名のみを告知して欲しい」『余命が  ヵ月以下、或いは  ヵ月以上の場合だけ告知をして欲しい』『判断は家族に任せる』『その他』

第4章の主人公・原優吾(33歳、オーナーシェフ)の物語では、このうちどれを選ぶか迷うシーンが描かれており、胸が詰まった。

 

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先日、南仏郷土料理「Nissa la Bella」で味わってきたもの。

 

「アミューズ」

自家製ピクルスとオリーブ。写真撮り忘れ。

 

前菜「ナスのパプトン」

調べたところ、「パプトン」はピューレ状のナスに卵、牛乳を加えててオーブンで蒸し焼きにしたもの。写真のとおり、トマトのソースで食べるそうだ。

不思議な食感で、味に「茄子っ!」という強い主張はない。夏になると食べたくなるかも。

 

同行者のチョイス「イワシのファルシ ニース風」

味見させてもらった。

これは外側サクッ、中が柔らくて美味しかった。次はこれを食べよう。

 

メイン「雛鶏のロースト」

たしか雛鶏の1/2、各部位の味が楽しめた。

皮部分はカリっ、中はジューシーで美味しかったなあ…。

 

デザート「ルバーブのタルト」

添えてあるアイスクリームが美味しくて、聞いてみるとホワイトチョコとヨーグルトのアイスクリームだそう。

 

最後にホットコーヒーで終わり。