「八咫烏シリーズ」の第2部である。

私は文春文庫で読んだが、これまでは巻頭にあった「用語解説」「人物紹介」などが一切なかったのだ!これはどういうことだ?すべてリセット?

 

読み始めると、現代日本が舞台のようなのだ…。

 

楽園の烏  (著)阿部智里

 

本書はシリーズ第6作「弥栄の烏」から20年後の世界。

若宮・奈月彦の近習であった雪哉は、政治的実権を持つ博陸侯・雪斎となっており、何だかものすごい「悪役」なのである。

あの雪哉がこんなえげつないことするか…?

わざと「悪い事」をやっているのか?

 

そしてこの巻から初登場のタバコ屋の店主で、「荒山」を相続した安原はじめ。

現代日本に生きる、なかなかユニークな登場人物なのである。

その安原が山内に足を踏み入れる。

この先も引き続き主要人物として活躍しそうで楽しみ。

 

さて、文庫本の良いところは「解説」が付いていることである。

本書はライターの瀧井朝世氏。

 

ふむふむと読んでいると…(太字部分は本書からの引用)

 

どうしても気になるのは、頼斗が雪斎について「若き今上陛下より全幅の信頼を受けている方です」と説明する場面。

 

とあるではないか。そうそう、私も気になった。

「若き」?第1部の最後で若宮だった奈月彦が金烏として即位していた。

雪哉(雪斎)は奈月彦より若いので、「今上陛下」は奈月彦ではないというだ。

この20年後の世界では、次の人が即位しているのか?

この巻に奈月彦は登場していない。

 

そして、瀧井朝世氏の解説はこう続く、

 

浜木綿は?紫苑の宮は?千早と治真の現在は分かったが、じゃあ明留は?澄尾や路近、真赭の薄は?と疑問が尽きない。

 

うー、確かに。長束(奈月彦の義兄)は登場したがその護衛である路近が出てこなかったような。これも変、路近はいつも長束から離れることはなかったような。

 

とまあ、主要人物の現在が知りたく、次の巻が早く読みたい。

 

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デパ地下をふらふらしていたら…「中里」の「揚最中」を発見!

 

 

この「揚最中」は8月の「和菓子縁日」で出会ったのだ。

 

 

かるく温めて味わった。

ああ、パリパリでの最中皮、粒塩の塩気がたまらない~。