山種美術館に行ってきた。

 

 

「没後50年記念 福田平八郎×琳派」展である。

 

 

今回、撮影できた作品はこちらである。

 

 

「彩秋」 福田平八郎 1943(昭和18)年  絹本・彩色  山種美術館

 

 

ほっとするような作品。

例年なら木々がこんなふうに色づく季節だろうが、今年はもう少し先だろうか。

 

本展覧会、私好みの作品が多く、メモもたくさんである。

 

【福田平八郎】

 

「春」 1925(大正14)年頃  絹本・彩色  山種美術館

 上部に赤い花が咲いている枝が描かれ、下部に3羽のツバメが水面からぽっかり出ている石に止まっている。最初、ベージュのような色だったので水面とは気づかず、よく見ると流水紋だと気づいた。光琳紋のような。水面に赤い花びらが浮かんでいる。

 

「游鮎」 1935(昭和10)年頃  絹本・彩色  山種美術館 

 解説パネルに「柔らかくしなる鮎」とあった。3匹の鮎が描かれている。

 

「桐双雀」 1942(昭和17)年頃  紙本・彩色  山種美術館

 球状のつぼみをたくさんつけた桐と雀が描かれている。全体的に茶色い色調。

 

「すすき」 1949(昭和24)年頃  紙本・彩色  山種美術館

 

「紅白餅」 1960(昭和35)年頃  紙本・彩色  個人蔵

 水色の背景に紅白の餅が水玉模様のように描かれている。

 

「鯉」 1966(昭和41)年 紙本・彩色 山種美術館 

 藍色っぽい大きな鯉がどどーんと1匹、背景も藍色で…何とも魅力的に思った。

 

【酒井抱一】

 

重要美術品「秋草鶉図」  19世紀(江戸時代)  紙本金地・彩色  山種美術館 

 二曲一隻の金地の屏風。月が黒く表現されており、それがとても効いている感じ。

 

「秋草図」19世紀(江戸時代)  絹本・彩色  山種美術館 

 外隈で表現された月、そして尾花、萩、朝顔、女郎花、葛、藤袴、撫子が描かれ、とても美しい。

 

【小林古径】

 

「夜鴨」 1929(昭和4)年頃  絹本・彩色  山種美術館 

 尾形光琳の近似作品が写真で掲示されていた。ほう、これを参考にして古径は描いたのだろうか。鴨が上部に描かれ、水に映った?月が下部に描かれている。

 

「秌采」 1934(昭和9)年  紙本・彩色  山種美術館

 柿の木と竹穂垣が描かれている。柿の枝や葉に「たらし込み」の技法を使われている。

 

鈴木其一「四季花鳥図」 19世紀(江戸時代)  紙本金地・彩色  山種美術館 
 鶏の親子と鴛鴦が草花とともに描かれており、金地のゴージャスな屏風。

 

小野 竹喬 「沖の灯」 1977(昭和52)年  紙本・彩色  山種美術館 

 ピンクの漁火が良い感じ。

 

正井 和行 「庭」 1971(昭和46)年  紙本・彩色  山種美術館

 青白い色で統一された作品。京都・銀閣寺の庭園を描いたらしい。奥に向月台、その左上に白い月、手前に銀沙灘が描かれている。魅力的。

 

牧 進 「寒庭聖雪」 1981(昭和56)年  紙本・彩色  山種美術館

 四曲屏風。

 上部には淡いグレーの背景に大きく雪の結晶が描かれて幻想的、下部には赤い実をつけた唐橘に雪が積もり雀が集まっている様子が描かれている。とても美しい。

 

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美術館の前に、「SISIRI」という和菓子屋さんに行ったのだ。

 

 

一戸建ての住宅がお店になっている。

 

 

とても素敵な喫茶室。

北海道の陶芸家・工藤和彦氏の個展が開催中。

 

 

「SISIRI北和菓子 一揃え」というセットをお願いした。

 

 

奥に写っている急須は工藤和彦氏の作品らしい。

 

 

右から、餡蜜、雪もち、おはぎ、季節のおもち。

飲物は煎茶を選んだ。「静7132」という品種だそう。

同行者はお店のオリジナルブレンドのコーヒーを選び、一口飲ませていただいたが和菓子に合う味だった。もし次訪れるとしたらコーヒーを選びたいかも。

 

 

右が「餡蜜」、黒千石豆の塩煮がとても美味しい!かたさ、塩味、とても私好みである。

 

 

右が「雪もち」。ふわふわのお餅の中に粒あんとグラスフェッドミルクで作ったクリームが入っていて夢のような美味しさ。「グラスフェッドミルク」とは牧草だけを食べて育った牛から搾った牛乳のようだ。

 

真ん中が、季節のお餅「カルダモン香る栗のお餅」。これがカルダモン香るのだ!中に栗がごろっと入っていて、ああ、なんて美味しんだ…。

 

左が「きな粉のおはぎ」。もちろん、美味しい。

 

今日は少し気温が低かったので室内にしたが、テラス席もあるのだ。

 

 

テーブルの真ん中に、

 

 

夕方になるとこのキャンドルに火が点るのだろうか。

 

 

お庭。一部木の葉が色づいている。

 

素敵に整えられた空間で、美味しいものをいただく。

ああ、なんて幸せなんだろう。

 

お土産に求めた「どらやき白」と「どらやき黒」

 

 

こちらは米粉と餅粉で作られている。大変美味しかった。

「白」は中に塩バタークリームと粒あん、

「黒」はスパイスと黒糖が生地に入っており、中に塩バターコーヒークリームと粒あん。