皇居三の丸尚蔵館に行ってきた。
先ずは、皇居東御苑へ…
あ、前回三の丸尚蔵館を訪れた際にも見かけて、大変興奮して撮影しまくった鳥ではないか?
前回と同じところに出没?
宮内庁ウェブサイト「皇居東御苑の野鳥」ページに、この鳥がサギ科の「アオサギ」であることが紹介されていた。
何と全長93㎝、翼開長160㎝もある大きなサギなのである。
立派な石垣に感嘆しながら、大手門をくぐる。
皇居三の丸尚蔵館。
新棟の建設も進んでいる様子。
2026年に全館開館の予定とのことで、大変楽しみである。
「花鳥風月―水の情景・月の風景」展である。
館内で放映されていた紹介映像で、4つの鑑賞方法が提案されていた。
①旅をする
②声を聴く
③気持ちを想像する
④空気に触れる
7月の三井記念美術館「五感であじわう日本の美術」展でも鑑賞のポイントが紹介されており、大変参考になったことを思い出した。
まずは、「水のかがやき、月のきらめき―工芸品」の展示から鑑賞。
「夕月」 藤井浩祐 大正11年(1922) ブロンズ、鋳造
女性が持っているのは団扇。
この角度だと女性がにこやかには見えないが…
下の写真だと、
かろやかに微笑んでいるようには見えないだろうか。
そして、その目線の先は…
これは、アートテラー・とに~氏のブログで紹介されていたので知っていた。
月!
夕涼みだろう。
涼し気な風が吹いてきて、うちわで扇ぐのも一休み、しばし美しい月を愛でる女性のほっとするような気持ちを想像してみる。
「石山寺蒔絵文台・硯箱」 川之邊一朝 明治32年(1899) 木、漆塗、蒔絵
石山寺というと…
現在、NHK大河ドラマ「光る君へ」を毎週楽しみにしている私は、石山寺のⅩ公式アカウントもフォローして読ませていただいている。
硯箱には紫式部が描かれている。
そして、文台には湖面に映る月が描かれ、これが「源氏物語」の「須磨」の帖の着想を得たものと解説パネルにあった。
ふむふむ。
「山水図花瓶」 海野勝珉 明治時代末期~大正時代初期(20世紀) 銀、線彫
銀製の一対の花瓶。
右側の花瓶には、庵に座っている人物が描かれている。
解説パネルには「客人を待つ人物」とあった。
こちらが左側。
解説パネルには「舟の上で山から流れ落ちる滝を眺める人物」とあった。
この彫刻の表現が素晴らしい…と作者の海野勝珉を検索してみると…
2022年東京藝術大学大学美術館「日本美術をひも解く 皇室、美の玉手箱」展で、その超絶技法に驚きながら見学した「菊蒔絵螺鈿棚」の金具彫刻を担当、そして「蘭陵王置物」を製作したのが海野勝珉だったのだ。
うーむ。金属に山水画の表現を取り入れるとは…と唸りつつ鑑賞した。
(つづく)
















