読了。
本物の平安貴族からリアルな話が聴けるという噂の「平安BAR」こと「BARゆかり」が舞台。
式部ママ、バーテンダーの行成がお店を切り盛りしている。
ワケあり式部とおつかれ道長 (著)奥山景布子
ちょうど現在のNHK大河ドラマ「光る君へ」の時代の出来事について、当事者と思われる人物により語られている。
例えば、藤原道長らしき人はこう語るのである。(太字部分は本文からの引用)
「伊周と隆家。私にとって、次第に目障りな存在になってきた二人。それでも、この二人の甥が政治的に有能だったなら、まだ私もいくらか納得できただろうが…。」
確かにねえ…。
伊周については、
「母譲りの文才をひけらかし、朗々と詠じては女たちの歓心を買う伊周。自分が人気があると自惚れていたのだろう。ああ、似たようなのがこの店の外にも時々いるな、ギター抱えてうっとり目を閉じて歌ってる。要するのにああいう若造だよ。」
なかなか辛辣である。
隆家については、
「現代でもいるだろう、名家に生まれたくせに、やたらと半グレなんかとつながって喧嘩っ早い、そういうヤカラだ」
大河ドラマでもそんな雰囲気に描かれている。
藤原斉信らしき人もバーに現れ、語っていく。
伊周の花山院との乱闘の件をすぐに道長に知らせた件については、ドラマでも該当シーンがあった。
「道長さまの前だからこう言うわけではありませんが、私はかねがね、あのお二人はもう少し身を慎むべきだと思っておりましたのでね。」
なるほどねえ…。
本書を読み、当時について分かりやすく知ることができたと同時に、今後のドラマ「光る君へ」の展開もより楽しめるような気がした。
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表参道の一保堂茶舗のポップアップカフェ「ひやかしIPPODO TEA」から山種美術館への途中で「菓匠 菊家」も立ち寄った。
向田邦子氏が愛したという「水ようかん」を求めた。
一保堂の新茶を水出しで。
これがまた、驚くほど旨味が出た。
一保堂の今年の新茶は、水出しが良いかも…個人的に。
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もう一つ求めたのは…。
「一子相伝」の特製黄身しぐれである「瑞雲」。
不思議な魅力があるのだ。





