数日前に読了。

 

翻訳家の村井理子氏のエッセイ『本を読んだら散歩に行こう』に「このような力のある美しい文章を久々に読んだ気がしている」と紹介されており、図書館に予約した。

吉本由美氏は、女性誌「アンアン」、「クロワッサン」、「オリーブ」などで活躍したインテリア・スタイリストで、私でも知っているほどの大変有名な方である。

本書を読むと、書き手としても活躍され、また、現在でも活動中のようだ。

 

イン・マイ・ライフ  (著)吉本由美

 

著者の吉本氏は1948年に熊本で生まれ、高校卒業後に上京し美術学校「セツ・モードセミナー」で学び、映画雑誌「スクリーン」の編集部で修行、そしてインテリアや雑貨のフリーランスのスタイリストとなる。

 

吉本氏の東京での生活は、私からするとまさに「キラキラ」。

登場する人物は著名な方ばかり、素敵な都市生活。

 

この部分を読んで、私自身の1980年代中盤の学生時代を思い出していた。

まあ、景気も良かったしバブル直前で、女子大生ブーム(!)であったし、皆さんブランドバッグを持っていたなあ…ついでに言うと就職も良かった。

 

その華やかなスタイリスト生活を経て、ライターとして活躍。

その間、どんどん活躍の場が広がっていく様子も書かれてあったが、過労や病気についても書かれており、ああ、そんなになるまでたくさんお仕事されていたのだ…とも。

 

そして、還暦を過ぎて、熊本県の実家で暮らすことに。

 

それがまた…引っ越しの準備中に東日本大震災に遭遇、数日後に熊本へ引っ越し、そして熊本でも大地震に遭う。

 

郷里といえども長年離れていた熊本に、ご自分の居場所を作っていく様子、築年数の経ったご実家の修理、お庭の整備・・・・・、ああ、なるほどなあ。色々整えないといけないのだ。

しなやかに様々なハードルを越えて行かれる様子に魅かれた。

 

老後の経済について書かれていたが、フリーランスならではのこともあり、色々勉強になった。住まいの整備にはお金がかかる。

 

高齢者となってからのお仕事の仕方、「老後の仕事 私の場合」のところは大変興味深く読んだ。

フリーランスの場合、定年がない。

 

*********************************

 

久々に近くの緑道を歩いて、都立大学駅の「ちもと」に行った。

 

「八雲もち」、9月末日から2月3日まで限定の「栗蒸し羊羹」である。

 

 

夕暮れる前に自宅について、お抹茶で一息。

 

 

****************************

 

栗蒸し羊羹も食べた。

 

 

栗の周りに蒸し羊羹がくっついているというイメージ。

 

 

栗蒸し羊羹は大好物だ。「ちもと」のも美味しい~。