昨日、渋谷ヒカリエホールで開催の「ソール・ライターの原点」展に行ってきた。
ニューヨークの写真家ソール・ライターの展覧会である。
写真だけでなく絵画も展示。
2020年に「Bunkamura ザ・ミュージアム」で催された「永遠のソール・ライター」展。かなり評判だったが、確か、コロナウィルス完成拡大防止のため会期途中で中止になってしまったように思う。気になっていたが、訪れられなかった。
今回、テレビ番組「新美の巨人たち」で「ソール・ライター「Early Color」」というタイトルでシシド・カフカ氏により本展覧会が紹介され、これは見たいと訪れた。
入口前の写真撮影コーナー
自分の影など入れてみたが、影はもう少し左のほうが良かったかも。
会場に入ってすぐのところに巨大スクリーンが。
本展覧会は、なんと全て撮影可なのである!
まずは、「ニューヨーク1950年代ー60年代」として、街角での写真が展示されていた。
「無題」 撮影年不詳 ゼラチン・シルバー・プリント No.28
気になったのは、車の窓。
ワンちゃんと飼い主の人物が窓越しに映っている。
「無題」 撮影年不詳 ゼラチン・シルバー・プリント No.36
逆光なのでよくわからないが、
年配の女性が傘をさして歩いているところか。
アーティスト達のポートレートも多数展示されていた。
「無題(ユージン・スミス)」 1950年代 ゼラチン・シルバー・プリント No.69
W.ユージン・スミスと言えば、小さな男の子と女の子が鬱蒼と茂った森の中を歩いていく様子を逆光でとらえた「楽園への歩み」という作品がとても好きである。
ソール・ライターは、ユージン・スミスとも交流があり、大きな影響を受けたそうだ。
ソール・ライターはファッション写真も手がけており、
1958年から1960年代の『ハーパーズ・バザー』誌に掲載された作品が紹介されていた。
この頃のファッションは、なんて素敵なんでしょう!
現在、猛暑のため、オシャレは二の次でいかに楽で涼しいかを追求した格好で凌いでいるが、やっぱり、オシャレは良いものであると痛感。
ソール・ライターの絵画。
優し気な色調の作品が多かったように思う。
特に気になったのは次の作品。
「窓」 制作年不詳 紙にガッシュ、水彩絵具 No.85
カラー写真も展示されていた。
「雪」 1970年 発色映像方式印画 No.113
カッコいい。
「赤い傘」 1957年 発色映像方式印画 No.114
ショック。水色の非常口表示が写り込んでいる…。
ソール・ライターの住まい兼アトリエが再現されていた。
暖炉付近。
どんな絵画が飾られていたのか気になる。
ソール・ライターは、このように壁に写真を投影して作品をみていたとのこと。
そのスライドが多数展示されていた。
こんな感じである。これがとても美しい。
プリントされたものとは違った色があるような。
ファッションも素敵だが、女性の表情も良い。
物語がありそうな。
結露したガラス窓ごしの風景。良いな。
そして、最後は10面の大型スクリーンに様々な作品が投影されていた。
各スクリーンの前にゆったりとしたベンチが設置されており、
座りながらじっくりと鑑賞ができた。大満足。
本展覧会の図録の販売はなかったが、帰宅後調べてみると、こちらの写真集が秋に発売になるようだ。
現在、予約受付中らしい。うーん。気になる。



















