東京国立近代美術展に行ってきた。

 

 

4月中旬から大幅な展示替え、ということで訪れた。

 

 

いつもとは違ったところを撮影。

本日は開館時間が指定のチケットを購入したため、美術館開館まで待った。

その待ち列からの撮影。

 

まずはとりあえず、

横山大観の「生々流転」(1923(大正12)年 東京国立近代美術館)である。

山奥の1滴の水がやがて大河となり海へ注ぎ、やがて龍となって天に還っていくという絵巻である。

柔らかく、優しいタッチで木々や人、動物が描かれているが、最後の部分は迫力のあるタッチで圧倒される。

 

今回楽しみにしていた「熱国之巻(夕の巻)」 今村紫紅(紙本彩色・画巻(二巻) 1914(大正3)年 東京国立博物館)

 

 

前回鑑賞した「朝の巻」は、シンガポールやマレーシアの水上生活の様子を取材して描いたそうだが、今回の「夕の巻」はインド東部のガンジス川支流のカヤを取材して描いたものだそう。

 

動物たちが可愛らしく描かれている。

 

 

家の間をちょろちょろ歩いている山羊。

 

 

むしゃむしゃ…壺の中に入っているのは何だろう。

 

 

「母子」 上村松園(絹本彩色・額 1934(昭和9)年 東京国立近代美術館)

 

 

松園は、明治以降の重要文化財のうち、ただ1人の女性画家だそう。

えー、今後、多くの女性芸術家が続いて欲しい。

 

「近江八景」 今村紫紅

(紙本彩色・軸(八巻) 1912(大正元)年 東京国立博物館)

 

 

解説パネルによると、「近江八景」は中国の「瀟湘八景」から派生して、

「瀬(勢)田夕照」、「堅田落雁」、「石山秋月」、「矢橋(走)帰帆」、「唐崎夜雨」、「粟津晴嵐」、「三井晩鐘」、「比良暮雪」とされて、場所に合わせて気候も定められていたが、紫紅はそれにこだわらず個々の題名は地名のみとしたそうだ。

 

 

感動のあまり、各作品も撮影した。

 

「堅田」    「勢田」

 

「矢走」    「石山」

 

「粟津」    「唐崎」

 

「比良」    「三井」

 

うーん。良いなあ。

観光に行きたい。

 

本展覧会は、作品の鑑賞が魅力的なのはもちろん、こちらの資料も大変勉強になる。

 

 

インターネット「ニコニコ美術館」の「東京国立近代美術館70周年記念展「重要文化財の秘密」を巡ろう」でも話題になっていたのがこの空間。

 

 

1983年から1998年の16年間は指定がない。年表は空白。

うーむ。興味深い。

 

 

後期展示も楽しく鑑賞した。