サントリー美術館に行ってきた。
「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」展である。
東京藝術大学チームが、江戸時代の吹きガラス作品『藍色ちろり』再現制作に取り組み、その様子を撮影した映像が上映されていたので、まずそれを見てから展示会場に向かった。
その作品、『藍色ちろり』はこれである。(日本 18世紀 サントリー美術館所蔵)
上述の映像で、「江戸博の…」と話されていた『ちろり』はこれか。
『ちろり』 (日本 19世紀 東京都江戸東京博物館)
解説パネルに「胴部を宙吹きのみで形作っている点を除き、身・蓋ともにⅢ-29とほとんど同じ作りをしています」と書いてあった。
Ⅲ-29は上の『藍色ちろり』のことである。
確かにそっくり。こちらも素敵である。
『紫色ちろり』 (日本 18~19世紀 桑名市博物館)
こちらも上の2つと同じく江戸時代に吹きガラスの手法で作られたものとして展示されていた。
ヨーロッパの吹きガラスとして、溶解炉で溶かした熱いガラスを成形、加工する方法が紹介されていた。ホットワークというそうだ。
撮影可だったのは、こちら。
『船形水差』 (イタリア 16~17世紀)
こんな解説もあり、大変分かりやすい。
この作品だけでなく、多くの作品に図解が付いていたので勉強になった。
近代日本の吹きガラスの展示もあった。
氷コップ。量産品だが手仕事で作られたもので一つ一つ違うとのこと。
写真撮影できなかったが、「あぶり出し」という技法の作品に魅力を感じた。
「地に乳白色の文様を浮かびあがらせる技法」である。
やっぱりガラスは魅力的。
そろそろガラス器を出して、お茶の時間など楽しむ時期か。







