こんなバスに乗って、府中市美術館に行ってきた。
すっかり旅行気分。
「春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室」である。
府中市美術館恒例の「春の江戸絵画まつり」は今回で20回目だそう。
今回は「描く」といういうことに着目した展示。
作品展示でも「描き方」の詳しい解説があったりしたが、このドドドーンとした体験コーナーには感動。
展示でも解説されていた「蘆雪の雀」、「応挙の子犬」などのワークシートと詳しい描き方解説、色鉛筆、ペンなどの用具も!
私は、伊藤若冲の作品で使われている「筋目描き」に挑戦。
こんな「水ペン」で描いていく。ゆっくりと筆を運び、ひと呼吸おいてから、ふた筆目の筆を下すそう…。
「3色ぬり絵」にも挑戦。
アドバイスに沿って、池大雅『離合山水図』の一部を色付けしていく。
これは楽しい!!
恒例のハンコ・コーナー。
もちろん参加。今年はメッセージカードである。
そして、こちらも恒例の「探検隊ワークシート」のクイズにも挑戦し、賞品のポストカードもいただく。
「おうちで挑戦!屏風絵」
自由に持ち帰られるとのことで1枚頂いた。さて、何を書こう。
*************************
長沢蘆雪 『唐子遊図屛風』(個人蔵)
ケース無しで「生」の状態で、近くに寄って見学でき、びっくり。
本作品は展覧会のリーフレットやポスター、入口ホールの写真撮影コーナーにも使われており、私はこの写真の男の子の笑顔に魅力を感じる。
蓑虫山人 『月下群雁図』(個人蔵)
細長いスプーンの形を描き、スプーンの柄の先に黒い点で目を描いて、朱色でぴゅっとくちばしを描いて、スプーンの窪んでいるところから足をササっと描いたようなユニークな雁。
今回、「蓑虫山人」の作品が大変気になった。
塩川文麟 『夏夜花火図』(個人蔵)
今回の大ヒット!黒い画面に鉢が置かれ、そこにたくさんの線香花火が立てられ、燃えている。白い煙と金泥で描かれた光が何とも良い。江戸時代後期~明治時代の作品らしいが、モダンな感じもする。
岡島清曠 『金魚図』(個人蔵)
これもヒット!ふっくらと丸い赤い金魚2匹と、離れたところに黒い金魚。
円山応挙 『滝鯉図』(個人蔵)
2016年山種美術館「円山応挙」展で大変感動した、重要美術品「龍門図」(京都国立博物館蔵)。こちらは3幅で、中幅に激しい滝を垂直に上る鯉、左右幅に静かな水中を泳ぐ鯉が描かれていた。
本作品は、2幅からなり、静かな水中を泳ぐ鯉と、「龍門図」の中幅のように滝を上る鯉で構成されている。
円山応挙、長沢蘆雪、伊藤若冲、与謝蕪村の作品がたくさんあり、うほうほであった。
*************************
ここで、ミュージアムカフェ「府中乃森珈琲店」でランチ休憩。
なんと、ここでも「お絵かき」である!
「おとなカフェプレート」
とうもろこしのピラフ、サラダ、キャロットラペ、本日のひとくちスープ、
自家製BBQソースのトリオ(ミートローフ、ローストポーク、自家製ベーコン)
ボリュームたっぷりである。
…にも関わらず、チーズケーキとコーヒーをお願いしてしまった。
久々のバスクチーズケーキ!!美味しかった!!
食後に、少し外を歩いた。桜も間もなく終わりか。
*************************
常設展も良かった。
吉田ふじを 『河原と橋』(明治35年(1902) 紙、鉛筆、淡彩)
吉田博 『御岳、奥の院』(明治期 紙、鉛筆、淡彩)
吉田ご夫妻の作品が並べて展示されていた。これは感動。
雰囲気が似ているような気がした。
山本鼎 『仏蘭西風景』(大正2年(1913) 紙、コンテ、水彩、他)
山本鼎の作品は、「憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」展でも見学している。
浅野竹二 『西洋所々 ローマ 』、『西洋所々 トルコイズミル』
(昭和41年(1966) 紙、木版)
多色刷りの作品。とてもきれいな色だった。



















