サントリー美術館の「メンバーズ貸し切り特別内覧会」に行ってきた。

 

 

開催中の「歌枕 あなたの知らない心の風景」は、7月17日のNHK日曜美術館「アートシーン」でも紹介されていたので大変楽しみ。

 

今回撮影可だった作品は、

重要文化財「小倉山蒔絵硯箱」 室町時代(15世紀)一合 サントリー美術館所蔵

 

 

解説パネルによると、蓋表に描かれているのは、洛西の歌枕、小倉山。

しかし、小倉山の景物である鹿がおらず、木々が風に吹かれている様子から嵐山ではないかという説もあるらしい。ほう・・・。

 

 

本展覧会では、例えば洛西の歌枕である小倉山の場合、紅葉と鹿が描かれているなどの「おやくそく」が紹介されていた。

 

「春秋花鳥図屏風」 土佐光起 江戸時代(17世紀) 二曲一双 サントリー美術館所蔵

右に桜が描かれていることから「吉野」、左に楓が描かれているから「龍田」と具体的な風景の描写はなくても分かるとのこと。飛んでいる鳥も描かれており、とても美しい屏風。

 

「天橋立・須磨・明石図」 狩野養信 江戸時代(19世紀) 三幅対

とても優しく、柔らかでほんわりしたタッチ。

三幅が並ぶと水平線が同じ位置にあって、連続してるように見える。

天橋立は松、須磨は塩焼き・関・桜、明石は月・舟。

 

「萩の玉川図」 葛飾北斎 江戸時代(18~19世紀) 板橋区立美術館所蔵

萩の玉川は、野路の玉川の別名で近江国の別名だそうだ。

静かでしっとりとした風景。北斎が描いたとは思えない・・・びっくり。

 

このほか、櫛、紅板などの展示も素晴らしかった。

 

この後、「メンバーズクラブ60周年特別企画」の「夏の夕涼み」へ。

これは6階のホール横のテラスが開放され、夕涼みをするというもの。

 

 

風があり、風鈴がいい音を出していた。

 

 

ペットボトルのお茶やジュースが準備されていて、そこはやっぱりサントリー。

「お一ついかがですか」とお茶を頂いた。

テーブルと椅子も。手ぬぐいがテーブルクロスとして使われていてキャンドルも。

 

 

ミッドタウン・ガーデンを見下ろすと、「21_21 DESIGN SIGHT」の屋根。

 

 

打ち水につかった手水桶と柄杓が置いてあった。近代的なミッドタウンの建物ともなんだか馴染む。