「秋叢戯虫」(しゅうそうぎちゅう) 小寺稲泉 大正時代-昭和時代(20世紀前半)個人蔵
虫と蛙の大名行列を描いたもの。描かれている虫や蛙の表情が可愛い。
「十二支図」 長沢蘆雪 江戸時代中期(18世紀後半) 摘水軒記念文化振興財団所蔵
十二支を描いた図で、上部に大きな竜が描かれ、他の干支の動物は「真面目」そうなのだが、犬が・・・子犬が可愛いすぎる!虎のモフッとした尾をお腹の上にのせて、何気なく存在しているところがニクい。後ろ姿で描かれている子犬の足(!)も可愛い。
「月に波兎図」 狩野栄信 江戸時代後期(19世紀前半) 個人蔵
3幅で構成されており、 左は茶色のウサギ、真ん中は白い満月、右が白いウサギ、それぞれ波上に描かれている。
図録に「水色がかわいいポイント」と書かれていたとおり、この波の水色が素敵。
この波の色がとても綺麗な淡い水色で、どこかでこれに似た色を見たことがある・・・と調べて見ると、2020年の山種美術館「竹内栖鳳《班猫》とアニマルパラダイス」展で展示されていた守屋多々志の「波乗り兎」の背景の海の色!
実物は、絵はがきや図録の色とだいぶん違うと思う。
「鶏図」 伊藤若冲 江戸時代中期(18世紀後半) 個人蔵
2羽の立派な鶏。1羽は後ろ向き、1羽は座ってトンボを見上げている。
何を考えているか想像すると楽しくなる。・・・いや、何も考えてないかも・・・。
「鯉魚図」 円山応挙 天明元年(1781) 個人蔵
図録に「リアルでかっこいい」と書かれており、そのとおり!と思った。
「径」 小倉遊亀 昭和41年(1966) 東京藝術大学所蔵
日傘を差して買い物籠を持った母親、その後ろに日傘を持ち上げて持ち手に袋を引っ掛けている女の子、その後ろに大きな柴犬。
女の子の表情は腕で隠れて見えないが、なんだか穏やかで楽しそうな雰囲気。
小倉遊亀は、テレビ番組「新美の巨人たち」で取り上げられていて興味を持っていた。
東京国立近代美術館で他の作品を見たことがある。
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府中市美術館「名物」のワークショップコーナー。
今回は、「開館20年記念 アニバーサリースタンプで作るメッセージカード」である。
いつもは2楷のロビーだが、今回は作品が展示されており、1階に設営されていた。
上の絵は、「鳥獣略画式」 鍬形蕙斎(くわがた けいさい) 近代 個人蔵
図録に「近年切手の図柄にもなった大人気の絵手本」とあった。
え?!と調べて見ると2019年7月に発売の「動物シリーズ第2集」!!
えええっ。全く気がつかなかった。欲しかったなあ・・・・。とてもユーモラスな特殊切手である。
郵便局に行ったら、特殊切手のチェックは怠ってはならない、と思った。
これは円山応挙の「雪中狗子図」の部分で、後期展示!
本展覧会の最後に子犬の絵を集めたコーナーがあり、なんとなんと応挙の作品が5点も。
解説パネルに「応挙の子犬はどことなく知的で、風情の分かる犬、という感じがします」とあった。なるほど。
一方、弟子の長沢蘆雪の描く子犬は、とにかく可愛く、無垢で幸せそうな感じで、応挙の子犬とはちょっと違う感じだ。
さて、メッセージカードを作ってみた。
大きな紙は試し押し用だ。
カードの表紙は、「鳥獣略画式」にした。
美術館で図録を購入すると、特製の「徳川家光 木兎図」シールが頂けた。




