読了。
本書は、神保町にある中国書籍専門の東方書店のツイッターで次のように紹介されていた。
旧満州に設立された満州建国大学。「五族協和」を掲げ、五つの民族の若者達が共に青春を過ごした。満州国崩壊後、卒業生はどのような戦後を送ったのか。その実態に迫るドキュメント
このような大学があったとは、知らなかった。
五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後 (著)三浦英之
著者は、朝日新聞記者。
本書は、2010年4月から翌11年2月にかけての取材に基づき、書かれたそうだ。
一部は2010年秋に朝日新聞夕刊に4回の連載記事として発表されたが、その後、著者の転勤などもあり、初稿は2014年1月に完成。
初稿の完成直後にいくつか問題が持ち上がり、様々な関係者の協力により、完成稿ができあがったのは、その7か月後の8月だそうだ。
その後も新たな懸念が出て、確認作業を経て、第13回開高健ノンフェクション賞に応募、受賞で書籍化されたそうだ。本書は2015年12月に発行。
取材から出版までも長い時間がかけられているが、
念入りに計画されていた大連と長春での取材が突然キャンセルになったところを読んで、取材にも様々な難しさがあったことが分かる。10年前でも非常に敏感な事柄を含んでいたのだ。
そのような困難を経て出版された本書。
知らなかった歴史を知ることができ、当時の学生の聡明さ、忍耐強さ、純粋さに感動したとともに、その素晴らしい語学力を含む非常に高い能力を生かして、その後活躍された方々もいる反面、そうできなかった人々も多かったということに、(うまく言い表せないが)とても考えさせられた。
************
昨日、近所の緑道を散歩した。
運動不足を感じていたので、わりと長く歩いて、東急東横線・都立大学駅までたどり着いた。
ふと、長い行列に気づいた。
行列の先は、和菓子屋さんのようだ。
5月5日、子どもの日とあって、皆さん、粽とか柏餅とかをお求めに並んでいるのであろうか・・・。
ネットで調べてみると、評判の良い和菓子屋さんのよう。
思わず並んでしまった。
粽は売り切れだったが、柏餅はあった。
包装紙と紐(リボン?)の色がマッチしていて、お洒落。
白がこしあん、よもぎが粒あん、ピンクが味噌あん。
お餅部分が薄味なので、柏の葉の香りが感じられた。
又、お餅がしっかりとして、もちっとした食感。
いやー、美味しかった!

