料理研究家の鈴木登紀子氏の訃報が今年1月に報じられた。
NHKの「きょうの料理」を始め、様々な料理番組でご活躍されていた様子を思い出す。
私は、鈴木登紀子氏が汁物の紹介をされるときに、「滋味を味わう」と表現され、その「滋味」という言葉に強く惹かれた。
以来、美味しい野菜スープなどをいただくときに「滋味」という言葉が浮かぶ。
ばあば、93歳。暮らしと料理の遺言 (著)鈴木登紀子
本書を読んでいて、あたかも鈴木登紀子氏がお話しされているような文章だと思った。発行元の「主婦と生活社」サイトに「語り下ろしの55編のエッセイ」とあり、納得。
本書には、「ありがとう」と声に出して言う、準備は前もって時間をかけて行う、やりたいことがあったら直ぐやる、などなど、こうやって書き出すと、ごく当たり前のことに思うが、実行が難しいことをさらりと日常にされている様子が書かれていた。さすが・・・。
又、著者のこだわりの「お取り寄せ」も紹介されており、京華堂利保「たけの露」というおしるこが気になった。もなかの皮が「たけのこ」や「まつたけ」の形をしている、いわゆる懐中しるこ。
「これだけは遺したい。遺言レシピ」としていくつか紹介されていた。
「やさしいスープ ばぁば風」、「ばぁば風玉子炒め」は、すぐに作ってみたい。
スープに入れる野菜、じゃがいもとにんじん、セロリは水にさらしてあく抜きするといいとある。
じゃがいもは水にさらすが、にんじんはさらしたことがない。
これは実行しよう。
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これは先週末の近くの公園で撮影したもの。
散歩は良いねえ。
