三菱一号館美術館に行くため、東京駅で下車。

丸の内南口ドーム天井である。素敵!

 

 

「テート美術館所蔵 コンスタンブル展」である。

 

 

日本の絵画を見ることが多かったので、なんだかとても新鮮な気持ちで向かった。

 

 

今回は、コンスタブルの『ウォータールー橋の開通式(ホワイトホールの階段、1817年6月18日)』とターナーの『ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号』が並べられて展示されていた。

 

この2つの作品のエピソードは、三菱一号館美術館サイトに大きく取り上げられており、又、展示室の開設パネルでも紹介されていた。

 

ロイヤル・アカデミー展で、ターナーは、コンスタブルの鮮やかな色彩の作品の隣に自分の灰色がかった色彩が多い自作品が配置され配されたことを知り、手直しの期間に、『ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号』の右下方に赤いブイを描き入れたというものである。

 

作品を見てみると、確かに、この赤いブイは小さいが効いている。

この赤い色が入っているだけで、灰色がかった様々な色が際立っているというか・・・

そんなに派手な赤ではなく、ややくすんで見えるのだが・・・

 

一方、コンスタブルの『ウォータールー橋の開通式』は、多くの様々な色が使われ、とても華やか。描かれている要素も大変多い。

 

全く違う2つの大きな作品、どちらも十分に威力を発揮し、良い勝負。並べて展示することで、相乗効果も起きているのではないか。

 

と、改めて、展覧会での作品の配置というのはとても難しいのだ・・・と思い至ったのであった。

 

大変満ち足りた気持ちで美術館を後にし、東京駅に向かった。

 

 

東京駅周辺って良いなあ・・・。