その1からの続き。
「銭亀や」画賛扇面 円山応挙画・与謝蕪村賛(文化庁所蔵 紙本墨画淡彩)
円山応挙と与謝蕪村はご近所さんで交流があったそうだ。
この解説パネルで初めて知った。
応挙の端正に描いた亀、細い線できっちり書かれた署名に対して、蕪村の書は大変ユニーク。この作品は重要文化財。
「よい夢の」画賛 呉春画・与謝蕪村賛(個人蔵 紙本墨画)
呉春は蕪村のお弟子さん。
蕪村の「よい夢のよひ寝さますな福はうち」の句に、呉春はとても可愛いコウモリを描いている。ちょっと現代風。
「山野行楽図屏風」(東京国立博物館所蔵 紙本墨画淡彩 六曲一双)
本作品は3月28日までの展示。早々に行っておいてよかった。さすが重要文化財という作品。
左隻に描かれているのは「商山四皓」といわれている4人の老人らしい。
「商山四皓」は、秦の始皇帝の時代に、乱世を避けて商山に隠遁した4人の老人をいう。
右隻は、馬に乗った人が3人。薄く細い月が描かれている。
広くて、気持ちの良い風が吹いていて、静かで・・・というイメージ。この人たちはどこに行くのだろう。絵の中に入って、私も一緒に行きたいかも・・・と思った。
「春野行楽図屏風」(個人蔵 紙本墨画淡彩 六曲一双 安永8年(1779))
「山野行楽図屏風」と同様に、描かれた人びとはどこかに行くようだ。
こちらは「行楽」とあるように、やや賑やかな雰囲気で、暖かそう。
この絵の中にも入りたいかも・・・・穏やかで楽しそう、と思った。
本展覧会の解説パネルは、2019年3月の「へそまがり日本美術」展の時も思ったが、大変魅力的なのだ。読み入ってしまう。
それで、ついつい図録を購入してしまった。
右にあるのは、「探検隊ワークシート」。これは「春の江戸絵画まつり」恒例のものか。2019年の「へそ展」にもあった。
大人も参加できることのことだったのでクイズに挑戦し、賞品として歌川国芳のポストカードを頂いた。
購入したのは図録だけではなく・・・・
蕪村せんべい2種類。これを食べながら図録を読んだら天国かも。
そして、「工作コーナー」も「春の江戸絵画まつり」恒例のようで、今年は「てのひらまめびょうぶ」。
好きな判子を押して屏風を作る。
手前にあるのは本展覧会のチケットである。「2回目半額」の特典付き。
後期展示も訪れたい。
昨年の夏から、美術館喫茶室として「府中乃森珈琲店」がオープンしたとのこと。
お昼前で、店内に、あまりお客さんもおらず、ゆったりとしていたので入店。
お目当ては、本展覧会開催記念メニューの「卯兵衛さんのランチプレート」だったが、午前11時半現在で売り切れ!!!ということで、
「ぎこちない」自家製キッシュプレート “新キャベツと新じゃがの桜海老キッシュ”
メニューに「キッシュなのに和風!?中華風!??」とあった。キッシュに付けるソースは日替わりなのか、「*本日のソースはボードをご覧ください」とあった。
XO醤のようなソースで、これが何とも美味しかった。
そして、ドルチェプレート-午睡-
これは、「本展で展示中の蕪村の自画像ののんびりとした寝姿から想像した、府中乃森珈琲店オリジナルのドルチェプレートです」と紹介されていた。
上から時計回りに、桜ソルベ、抹茶ティラミス、莓タルト、メレンゲ。真ん中はハーブでエリカと桜の塩漬。
いやあ、後期展示が待ち遠しい。そして、次回こそ「卯兵衛さんのランチプレート」が食べたい。




