読了。

昨年の11月にコミックスの「戦争は女の顔をしていない1」を読んだ。

本書はその「原作」になる。

ノーベル文学賞作家・スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ氏の主著であると紹介されていた。

 

戦争は女の顔をしていない 

(著)スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (訳)三浦みどり

 

本書は、第二次世界大戦で従軍した女性500人以上から聞き取りを行い、それをまとめたもの。

 

従軍女性が話した内容を、話し手の口調や気持ちを損なうことなくまとめていると思う。普通の人が使う普通の言葉で語られている。なので読みやすい。

 

ところどころ、筆者の感じたこと、補足、取材の方法などが書かれており、その部分は灰色に色づけされている。

 

その部分で書き留めておこうと思った事がある。(太字は本書から引用)

 

ある元戦車大隊衛生指導員とは取材後も文通が続き、録音テープから抜粋したエピソードをまとめた記事を郵送したところ、数週間して書留郵便が届いた。それには、その指導員についての新聞の切り抜きや「戦争に関する愛国的な仕事」についての公式報告書と、著者が送った記事が「ずたずたに削られて」戻されてきたそうだ。

 

その後もこのように一人の人間の中にある二つの真実にたびたび出くわすことになる。心の奥底に追いやられているそのひとの真実と、現代の時代の精神の染みのついた、新聞の匂いのする他人の真実が。第一の真実は二つ目の圧力に耐えきれない。家を訪問して話を聞く時に、もし彼女のほかに身内や知り合い、近所の人などがいると、ことに男性が居合わせると、二人っきりで話を聞く時よりは、真心からの打ち解けた話が少なくなる。(中略)聞き手が多いほど、話は無味乾燥で消毒済みになっていた。

 

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シベリア出身の高射砲指導官の話は小説のようだった。両親の話、幼少の話から始まり、戦争時の様々なエピソードが語られた。片足切断となり、復員した。足が原因で病気がちだったが、大学の実験助手を定年まで勤めたようである。大学では周囲から愛され、楽しく勤めたようである。

 

私の中にみんなを好きになりたいって気持ちが、喜びがたまっていたからね。生きているってそういうことだと思ったんだよ、戦争のあとはそれ以外にないと思ってた。神様が人間を作ったのは人間が銃を撃つためじゃない、愛するためよ。どう思う?

 

ほかにも付箋を付けた箇所はあるが、とんでもなく長くなってしまうのでこの辺で終わる。

 

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2度目の緊急事態宣言。

1度目の時は、このような事態は数か月で終わると思っていた。

 

昨年の4月26日のブログに、布マスクを作ったことが書いてある。

当時は不織布マスクが手に入りにくく、コメント欄で教えていただいた「紙小茶巾」をフィルターとして入れて使っていた。

 

その後は、不織布マスクもごく普通に手に入るようになったので、布マスクは夏の暑い時期に外を歩く用、散歩・ウォーキング用として使っていて、もう、新たに布マスクは作ることはないと思っていたが・・・・・

 

昨年作った布マスク、くたびれてきたり、汚れが落ちなかったりしてそろそろ引退ムードになってきた。

 

公共交通機関を使ったり、会社、商店や美術館などに入るときは不織布マスクが安心だが、散歩やウォーキングの時は布マスクを使いたい、ということで、残っていた晒し木綿をかき集めて作ってみた。

 

 

6枚できた。これで、我が家の晒し木綿はお終い。

 

 

自分用だけでなく、大きさも変えて作った。

この布マスク作り、これで最後にしたいと思った。