仕事で出たついでに、太田記念美術館に行ってきた。

 

 

通常であれば、美術館を訪れたついでにデパートなどを覗いたり、カフェで図録を見つつ休憩をしたいので、1日オフの日に美術館には行っていたのだが、最近は仕事の帰りに(サラリーマンではないので午前だけとか、数時間のみ。こちらも緊急事態宣言中なので、どうしても出社してやらなければならないことのみなので職場での滞在時間は短い)、美術館に寄ることが多い。

 

 

というわけなので、せっかくの表参道だが、美術館のみを堪能してきた。

 

「没後30年記念 笠松紫浪 ―最後の新版画」展である。

 

実は、「笠松紫浪」という版画家は最近まで知らなかった。

 

今年は新版画の展覧会の「当たり年」で、

現在、東京都美術館では「没後70年 吉田博」展。

4月には平塚市美術館で「開館30周年記念 荒井寿ーコレクション 川瀬巴水」展。

7月から町田市立国際版画美術館で「浮世絵風景画―広重・清親・巴水 三世代の眼」展。

秋にはSOMPO美術館でも川瀬巴展の回顧展が開かれるという。

 

その一連の展覧会についてネットや雑誌で見ていると、笠松紫浪展についても取り上げられており、興味を持った。

 

 

笠松紫浪は、鏑木清方から日本画を学び、新版画の絵師として大正から昭和にかけて活躍したそうである。

 

東京の町並みや、各地の観光スポット、人びとの暮らしなどを取り上げた作品が展示されていた。

 

同じような場所やテーマを川瀬巴水が作品にしているが、笠松紫浪は何だか素朴で叙情的な感じがする。

 

 

芸艸堂刊行の図録。とてもキレイ。

図録の表紙やポスターに使われている「うろこ雲」(渡邊木版美術画舗蔵)は後期展示である。後期展示も訪れたいと思った。