アーティゾン美術館に行ってきた。

 

 

「琳派と印象派」展である。

 

 

アーティゾン美術館は初めて。期待が高まる。

こちらは時間指定の前売り券を購入しなければならない。

又、あらかじめアプリを携帯電話に入れておき、イヤフォンを持参すれば、無料で「音声ガイド」が聞けるとのことで、準備も万端にしておいた。

ちなみにこの「音声ガイド」はガイド内容が文章で読めるようになっている。

そうだからなのかどうか分からないが、本展覧会の解説パネルはかなり少ないような気がする。

 

 

展示室入り口のロビー。とても広い空間。

壁沿いにソファーや椅子はあるが、特に何もない。

バレーボールコートくらい取れそうだと思った。贅沢な空間。

ここで解説ガイドの設定をして、展示室へと向かう。

 

 

しかも天井が高く、とてもいい気分である。

 

で、最初の展示が『洛中洛外図屏風』(紙本金地着色 江戸時代 17世紀)

 

 

この屏風は近年発見されたものだそうだ。そのせいかどうか分からないが、大変状態がよいと思った。

1620年6月18日の徳川秀忠の娘・和子のお嫁入りの行列を描いたものだそうだ。

 

 

祇園祭の山鉾巡行も描かれている。

 

私が注目するのは・・・

 

 

一般市民の暮らしも描かれているというところ。

これは着物の洗い張り?

 

 

手前で人がコケている。お店の中では、これは刺繍?

 

そうそう、本展覧会はほとんどの作品が撮影可であった。これは大変うれしい。

図録も購入したが、このように屏風の自分の好きな部分だけを大きく写真で見られるのは良い。

 

お目当ての鈴木基一。

「音声ガイド」によると、鈴木基一はアーティゾン美術館の所在地で生まれたと伝えられているらしい。ほう・・・。

 

『藤・蓮・楓図』 鈴木其一(江戸時代19世紀 絹本着色)

 

 

『富士丹波山図屏風』 鈴木其一 (江戸時代19世紀 紙本金地着色)

 

 

 

私の中での鈴木基一のイメージからすると、ちょっと「シック」な感じだが、

 

 

 

こういう青や緑の入れ方には「ハッ」とする。

そして、グッとくる。(大昔、そういう流行歌があったような・・・)

 

そして、私が密かに「注目株」と思っている中村芳中の作品も。

 

『四季草花図扇面貼交屏風』 中村芳中(江戸時代18-19世紀 紙本着色)

 

 

中村芳中のトボケたような感じが好きでたまらない。

 

 

 

眺めていると、ふぅ~と力が抜けてくるような感じ。

 

このほか、覚えておきたいと思った作品。

 

『藤袴図屏風』 対青軒印(江戸時代17世紀 紙本金地着色 個人蔵)

 色は少ないが、構図がとても琳派的で見ていると楽しい。これは写真を撮りたいと思ったが不可だったので、図録を購入したが、図録の写真は現物とは少し違って見えた。写真は難しい。

 

『六歌仙図』 渡辺始興 (江戸時代18世紀 紙本着色)

 こちらも構図がユニーク。六歌仙が「密」感じで描かれる。表情もなんとも言えない。「ゆるさ」も感じられ、とても惹かれた。 

 

 

その2に続く