読了。

樺太(サハリン)で生まれたアイヌのヤヨマネクフと、

樺太に苦役囚として送られたリトアニア生まれのブロニスワフ・ピウスツキを中心とする物語だが、これは史実をもとにしているそうだ。

 

熱源  (著)川越宗一

 

両親を亡くしたヤヨマネクフは、遠縁の大頭領に預けられる。

その大頭領の長男チコビローが兄のように、保護者のようにヤヨマネクフを見守る。

 

ヤヨマネクフがチコビローに「文明ってな、なんだい」と聞くと、

チコビローがこう答える。

 

「馬鹿で弱い奴は死んじまうっていう、思い込みだろうろうな」

 

この部分を読んだときに、大変衝撃を受けた。

いやあ、本当に「文明」って何だろう。

 

現在、私たちは、コロナ禍で不便で不安な毎日を送っている。

このヤヨマネクフは、「両親を流行病で亡くし」と書かれており、天然痘やコレラの流行で、村全体の破滅の危機があったり、身近な人びとも亡くす。

 

5月に読んだ「銃・病原菌・鉄」の内容を思い出す。

 

ヤヨマネクフ、ブロニスワフが樺太の実業家・バフンケと伝染病について話すシーンがある。

 

樺太から北海道に移住したアイヌの人びとは比較的大きな集団で暮らすようにされ、

バフンケは「八百人以上が一か所に住まわされるなんてな、サハリンではあり得ぬ」と言う。

 

樺太のアイヌの村は、20人未満の小さな規模ばかりで、それは疫病の流行を防ぐ知恵で、1か所に民衆を集めて住まわせるのは統治には都合が良く、日本人はアイヌを近代化させようとして「疫病で磨り潰してしまった」とアイヌの人からの見方が書かれていた。

 

本書は、アイヌの人びとについてだけではなく、ポーランドの独立運動についても書かれており、非常に舞台は広い。

色々考えさせられる物語であった。

 

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前回のブログに、少しずつ外出している様子を書いた。

その後も、

 

 

こんなかき氷を食べたりしていた。

 

 

意外とサッパリしていた。(1つは同行者のもの。さすがに私一人で2つは・・・)

 

が、ここ数日、感染者数が急増し、再び自粛せねばならない状態に。

 

紙製の使い捨てマスクは本当に暑い・・・。

紙製のマスクは性能は良いので、「ここぞ」の場合に使うとして、夏用として「さらし」でマスクを作った。

 

 

「さらし」は目が粗いので涼しいが、「密」の公共交通機関などでは少々不安。

以前、「コメント」で教えていただいた「紙小茶巾」をフィルターとして入れられるように作った。

 

 

こんな感じ。

他のマスクで「紙小茶巾」を入れて使用したところ、かなり使い心地が良かった(アドバイス、ありがとうございました!)ので、この夏はこれで乗り切るつもりである。