読了。

 

初期から現在までのエッセイ集。

私は、梨木香歩氏の作品が好きで、新刊が出ると読みたくなるが、実は大変難しいと思いながら読んでいる。まあ、それは私に読解力がないからなのだが・・・。

小説なら物語をたどれば何とか読解できるが、エッセイは、容赦がない。

大変難解なものもあったが、何とか読了。

 

やがて満ちてくる光の  (著)梨木香歩

 

教科書『国語総合』に掲載された『コート』という作品についての文章があった。姉からのお下がりのコートについての作品らしい。大変読みたい。

検索すると・・・これに掲載されている作品名に『コート』とあるので、これだろうか。

 

丹生都比売 梨木香歩作品集

 

石井桃子氏翻訳の『クマのプーさん』について書かれていた。

『クマのプーさん』に書かれているコブタとプーの会話が引用されている。

 

「プー、きみ、朝おきたときね、まず第一に、どんなこと、かんがえる?」

「けさのごはんは、なににしよ?ってことだな。」と、プーがいいました。「コブタ、きみは、どんなこと?」

「ぼくはね、きょうは、どんなすばらしいことがあるかな、ってことだよ」

 

うむー。『クマのプーさん』、何年(何十年)読んでいないだろう。読みたくなってきた。

読んだら、朝起きたときに、「今日はどんな素晴らしいことが起きるか」と考えられるようになるだろうか。「今日は何食べよう」は実によく考えているが・・・。

 

そして、翻訳の文章についても書かれていた。

 

本書には今の子どもの聞き慣れない--子どもどころか大人にも--言い回しや言葉が多出するが、それが作品世界の堅固なつくりを担うすてきな素材の役を果たしている。(中略)久しく使われなかったそれが目に入り、口の端に上ったとき、実に新鮮かつ魅力的に蘇生する。そして作品世界の気品(これは石井桃子個人のもつ確固たる何かだろう)から読み手の言語世界の豊穣へと働いてゆく。

 

そして、「子どもに媚びるのでもなければ突き放すのでもない、絶妙な距離を保つ石井訳」とも。

なるほどね。なるほど。まあ、これは子どもだけでなく、一般の読者に対しても同じだろうなあ・・。

 

このほか、『赤毛のアン』翻訳(と2014年のNHK朝の連続テレビ小説でも)で有名な村岡花子氏についても書かれていて「私の幼い頃、本選びの際のブランド名のようなものだった」と。

 

小学生中学年~高学年の頃、図書館で「村岡花子訳」の図書を探した記憶がある。

描かれている外国の暮らしぶりに憧れていたと思う。

 

ちなみに、赤毛のアンシリーズは、何度も読み直している。何年か周期的に(?)読みたくなるのである。

 

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最近もらった上海土産である。

上海のスターバックスコーヒーのマグカップ。

 

 

大変オシャレである。