読了。

 

本書は、エッセイもあり、小説もあり、の小作品集である。

瀬戸内寂聴作品は、数年に一度読みたくなる。

前回は、2017年の5月に「夏の終わり」を読んでいる。

その前は、2015年の5月に「爛」。

2年周期?

 

わかれ  (著)瀬戸内寂聴

わかれ (新潮文庫) わかれ (新潮文庫)
506円
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本書に掲載されている「紹興」というエッセイは、「紹興へは是非行きたい」という書き出しである。

私も行きたい。行った事がない。

 

このエッセイでは、武田泰淳氏の小説『秋風秋雨人を愁殺す』について語られていた。

この小説は、清朝打倒を志して革命運動に身を投じた女性革命闘士・秋瑾について書かれたものである。

 

秋風秋雨人を愁殺す (著)武田泰淳

 

こちらの表紙になっているのが秋瑾である。日本に留学していたので和服を着ている。

 

私は、2008年の5月に、山崎厚子氏の『秋瑾 火焔の女』を読んでいる。

そのブログに瀬戸内寂聴氏の『花情』を読了した旨も書いている。うむ。

 

その秋瑾が紹興で刑死している。

それで、武田泰淳氏が1967年、文化大革命のさなかに「日中文化交流協会」の団員として、中国を訪れるにあたり、武田氏が中国側に出した希望が「紹興へは是非行きたい」だったそうだ。

 

ふむふむ。

 

このエッセイには、瀬戸内氏が日本の女子革命家として、やはり刑死した菅野須賀子の生涯を『遠い声』で書いていることについても語られている。

 

遠い声  (著)瀬戸内晴美

 

こちらも興味があるなあ。読みたい。

 

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所用があり北区に行ったので、かねてから訪れたいと思っていた北区中央図書館へ。

 

 

旧陸上自衛隊十条駐屯地に1919年に建設された赤レンガ倉庫と近代的な新築部分を一体化して作られた図書館。

 

 

公園の中にあり、とてもゆったりと素敵な図書館である。

 

 

カフェも併設。

 

 

窓から公園の緑が見えて、気分が良い。

 

 

室内。窓が大きく、天井が高い。

図書館内には、「ドナルド・キーン コレクションコーナー」があり、キーン氏の書き込みのある図書や、キーン氏所蔵の浮世絵なども展示されていた。

 

図書館から少し歩いて、「北区中央公園」へ。

こちらには、陸軍第一造兵廠として建てられた洋風建築の建物がある。

現在は、「文化センター」として使われているそうだ。

 

 

こちらの公園は、赤羽台第3号古墳石室も見学できるようになっている。

芝生の広場や、林のように木も多く、気持ちの良い公園である。