3月2日にサントリー美術館に行ってきた。

 

 

なるべくならメンバーズ内覧会の日に、スライドレクチャーに参加したかったところだが、どうしても都合がつかず、行かず仕舞い。

で、この「フレンドーリートーク」に参加。

「スライドを使ったこどもから大人まで楽しめるやさしい展示解説」ということで、私向きかも・・・。

 

河鍋暁斎といえば、幽霊の絵とか、何だか「おどろおどろしい」イメージがあったが、本展覧会を見て、イメージが覆った。

 

 

暁斎は数え年7歳で歌川国芳の画塾に入り、10歳から駿河台狩野派の前村洞和に入門、この駿河台狩野派というのは狩野派の中でも格が高いとのこと。

 

つまり、幼い頃から絵師としてのしっかりとした教育を受けていたということだ。

暁斎のバラエティーに富んだ作品は、この土台があったからこそ、だったわけだ。

 

又、お茶目な人物だったようで、修業中は「画鬼」というニックネームで可愛がられていたようだ。

 

その人柄が何となく垣間見える作品が、「書画会図」(個人蔵)だったように思った。

「書画会」とは、書家や絵師がその場で書や絵をかいてくれ、それを購入したりもできたようだ。

その様子が描かれており、大変、楽しい感じの絵になっている。

これには、暁斎自身も描かれており、メガネをかけて、「もう描けない」と手を振っているのが暁斎」とのことだった。

 

このほか、「鯉絵遊泳図」(河鍋暁斎記念美術館・所蔵、ジョサイア・コンドル旧蔵)は、ぱっと見て、円山応挙の鯉を彷彿とさせる・・・と思ったら、これは暁斎が応挙に倣ったものらしい。

図録を見ると、この絵の隣のページに応挙の「龍門図」(京都国立美術館・所蔵)が掲載されており、おお、そうそう!これこれ!と思った。

確かに、暁斎は、応挙の鯉を参照しただろうが、「鯉絵遊泳図」の鯉は紛れもなく、暁斎の鯉であった。何か腹に一物を持っているというか・・・、無邪気じゃないというか・・・。

いやあ、見ていて飽きない。

 

又、暁斎は、明治維新前後からなくなる1か月前まで、絵日記を書いており、現存のうちで一番古い日付のある「暁斎絵日記」(大東急記念文庫・所蔵)が展示されていた。

この絵日記は、とても人気が高く、すぐに人の手に渡ってしまい、バラバラになっているようだ。

ふむ・・・。

この絵日記を現代語訳付きで全巻読めたら楽しいだろうなあ・・・。

 

 

このほか、魅力的な絵が多数あり、私が鑑賞したのは前期展示のもの。

3月6日の後期は、からガラッと展示が変わるようなので、ぜひ再訪したい!

 

私は、サントリー美術館の会員になっているので、何度でも展示室に入れる。

そこで、隣のカフェで一休み。

 

 

季節限定の「麩あんみつ いちご」である。

高級莓品種「さがほのか」、その「さがほのか」をたっぷりと使った蜜、白あん、白玉麩で構成されているあんみつである。

 

 

いやー、これがサッパリとして美味しかったのだ。

これを味わいつつ、カフェに置いてある本展覧会の図録をパラパラめくって、ああ、幸せ。

目と舌で幸せを味わった。

その後、もう一度、展覧会場に入って、暁斎の作品を楽しんだ。

ああ、幸せ・・・。

 

************

 

そうそう、3月5日に私の確定申告を無事終えることができた。

これもそれも国税庁の「確定申告書等作成コーナー」のおかげである。

私はe-Taxを利用せず、プリントアウトして持参している。

 

 

まあ、郵送でも良いようだが、多少待っても直接持ち込んだほうが安心なような気がして・・・今年も早めの時間(開庁の8時半~9時を狙っている)に訪れたが、今年はすでに沢山の方々が並んでおり、20分ほど待った。まあ、20分なので良いか。

来年は2月中に提出したい。