読了。

 

本書は、サッカーの2部リーグ(架空)のシーズン最終節の試合を巡る物語。

11の短編で構成されている。

 

ディス・イズ・ザ・デイ  (著)津村記久子

 

表紙の見返し部分に、架空の2部リーグ22チームの名称とエンブレムのイラストがある。

三重県の「伊勢志摩ユナイテッド」というチームもあった。

帆立貝・・・いや、三重だからアコヤ貝か、がパカッと開いて、中に海と鯨が描かれている。

なかなかカッコ良いエンブレムである。

 

2部リーグもこんなに熱いのか・・・とビックリ。

飛行機に乗って試合を見に行ったり、各選手のチャント(応援歌)まで作ったり、などなど実に楽しそうに応援している様子が描かれていた。

 

又、「スタグル」という言葉を初めて知った。

 

「スタジアムグルメ」の略語。各スタジアムに土地の名物が売っているらしい。

それが何とまあ、美味しそうなのだ。

 

食事としては、三鷹の「カルビ丼」、嵐山の「ちりめん山椒と昆布のおにぎりとからあげのセット」、呉の「海自カレー」など。

スイーツもある。CA富士山のスタジアムの「巨峰のジュレ」、鯖江のマスコット「つつちゃん」が客引きをする屋台で売っている「ワッフル、プリン、シュークリーム」なんて美味しそうだ。

高知の「鰹のたたき」などなど・・・。

 

そして、サッカー観戦をしている「ごく普通の、ごく平凡な人」にそれぞれそこに至る物語があり、それが本書には描かれており、例えば、第11話の呉のスタジアムで観戦している、造船会社を退職して広島県の実家に戻ってきたシニアの男性・功。

 

「歓声を聞いていると、功は自分がただフィールドを眺めながら人々の声と熱を受信する装置になったような気分がした。そして瞬間の価値を、本当の意味で知覚しているような思いもした。人々はそれぞれに、自分の生活の喜びも不安も頭の中には置きながら、それでも心を投げ出して他人の勝負の一瞬を自分の中に通す。それはかけがえのない時間だった。」

 

「色々あるけど、サッカー見ると吹き飛ぶよね」という感じか。

そういう存在があると良いなと思う。

 

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「デトロイド美術館の奇跡」のブログで赤城温泉のことを書いた。

そのほか、群馬県の温泉としては伊香保温泉に2度行った。

大変良かったので、又行きたいと思っている。

 

 

伊香保温泉といえば、石段。

 

 

石段を登る前に色々な見所がある。

 

 

まずは伊香保関所(口留番所)。

 

 

そして、「ハワイ王国公使別邸」。

 

 

駐日ハワイ王国弁理公使ロバート・W・アルウィン氏が、夏に別荘として使用していた建物の一部らしい。完全に日本の建築。2階からの眺めが良かったように思う。