私がミュシャ展に行ったのは3月上旬だった。すでに1か月半も経過。
昨日のNHK「日曜美術館」の「ミュシャ 未来を見つめる超大作」を見て「復習」し、「スラヴ叙事詩」の撮影可能エリアで(せっかく)撮影したものがあるのでブログを書こうと思った。
イヴァンチツェの兄弟団学校 (1914年)
クラリツェ聖書の印刷
ここで初めてチェコ語の聖書が翻訳、印刷されたようだ。
イヴァンチツェは、ミュシャの故郷らしい。「NHK日曜美術館」でそう紹介されていた。
番組で、演出家・宮本亜門さんが舞台のようだと話していらっしゃった。確かに。
「大切な芝居は背中なんですよ」、「大変な事件は奥で送っていて、背中の姿の方が多いんですよね」
なるほどー。これは絵の右下部分。
背中を見せている二人は、印刷用の紙を運んでいるのか。右にあるのは紙すき道具?
これは絵の左端部分。
展覧会のウェブサイトの説明には「少年が聖書を盲目の老父に読み聞かせる様子が描かれている」とある。
村人2人がモデルになって同じポーズをとっている写真がNHK日曜美術館で紹介されていた。
「スラヴ叙事詩」の各作品は、村人にモデルになってもらって描かれていたようだ。
右上部の建物部分。これも素敵だった。
この絵は全体的に、緑、茶色の穏やかな色で、雰囲気もゆったりとして覚えておきたいと思った。
ロシアの農奴制廃止 (1914年) 自由な労働は国家の礎
ロシアで1861年に農奴制が廃止された。それを描いたもの。
描かれた人々の様子が歓喜というより、呆然としていたように見えた。
聖アトス山 (1926年) 正教会のヴァティカン
これはギリシャにあるアトス山にある正教会を描いたもの。
アトス山というと、村上春樹の紀行「雨天炎天」に書かれていたことを思い出した。村上氏の紀行だと素朴なイメージだったが、このミュシャの絵だと荘厳な印象。
スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い(1926年未完成)
スラヴ民族復興
未完成の作品。確かに途中かなということが分かる部分があった。
イヤホンガイドの説明で、左のハープを弾く女性はミュシャのお嬢さんだったような。
この絵は、背景には色々あるようだが、見たところはとても穏やかな色調で優しい雰囲気だったような気がする。
この他、撮影ができないエリアに展示されていた「ヴォドニャヌイ近郊のペトル・ヘルチツキー」が、「日曜美術館」で取り上げられていた。戦いの後を描いた絵である。
描かれた母子や、水を運んだと思われる瓶についての戦場カメラマン・渡部陽一氏のコメントが印象的だった。
「スラヴ叙事詩」には、戦いの絵も多くある。
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NHKの「華麗なるミュシャ 祖国への旅路 パリ・プラハ 二都物語」の再放送も録画してあるので、復習として見るのが楽しみ。






