少し前に読了。


昨年、「絲的サバイバル」を読んで興味を持っていた絲山秋子氏の芥川賞受賞作品である。


沖で待つ  (著)絲山秋子

沖で待つ (文春文庫)/文藝春秋

¥497
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「勤労感謝の日」と「沖で待つ」の2編が掲載されている。

両方とも短編なので直ぐに読める。


両作品とも、女性総合職が主人公。

「勤労感謝の日」の、主人公の、女子総合職である後輩・水谷の台詞に、


「結局あの頃の総合職ってみんなやめちゃいましたよねえ」とある。


著者は1966年生まれなので、男女雇用機会均等法が施行され、さほど経たない頃に就職し、まだまだ女子総合職が珍しかっただろう。この頃の女性総合職の離職率が非常に高いことは雑誌で読んだことがある。


この作品を読んでいても、女性が企業という組織の中で生き抜くことは難しいのだなあとつくづく感じた。