2026年3月7日から韓国(主にソウル首都圏の地下鉄)改札のタッチ漏れ(出場タッチ忘れ)」に対するペナルティ制度が強化されました。


今回は、韓国在住者や旅行者にも関係する地下鉄利用時の新ルールについてレポートします。





 ​「改札のタッチ漏れ(出場タッチ忘れ)」に対するペナルティ制度とは?


韓国の地下鉄では、交通カードを改札機にタッチして入出場することで、移動距離に応じた運賃が計算される仕組みになっています。


しかし、出場時にタッチを忘れてそのまま改札を通過してしまう「タッチ漏れ」が発生すると、利用履歴が正しく記録されず、運賃の計算に問題が生じてしまいます。


こうした不正確な利用記録や運賃未精算を防ぐため、韓国では以前からタッチ漏れに対するペナルティ制度が設けられていました。


そして2026年3月からは、この制度が強化され、タッチ漏れを繰り返す場合などに対してより厳しい措置が取られるようになりました。



 ​よくあるタッチ漏れのパターン


タッチ漏れは、必ずしも意図的に起きるものではなく、日常的な利用の中でうっかり発生するケースも少なくありません。


代表的なパターンとしては、次のようなものがあります。


・改札機にカードをかざしたつもりが、読み取りが完了していなかった


・混雑していてそのまま通過してしまった


・別の人の後ろについて改札を通ってしまった


・改札機の反応音を確認せずに通過してしまった


特に朝夕のラッシュ時間帯などでは、改札を急いで通過することが多く、読み取り確認をしないまま進んでしまうことでタッチ漏れが発生することがあります。



 なぜ問題になるのか?


タッチ漏れが発生すると、交通カードの利用履歴には「入場した記録だけが残る」状態になります。

その結果、どこで降りたのかがシステム上で確認できなくなり、正しい運賃の計算ができなくなります。


また、この状態のまま次に地下鉄を利用すると、通常とは異なる料金が請求されたり、改札でエラーが表示されたりすることがあります。


さらに、タッチ漏れが頻繁に発生すると、不正利用や運賃逃れと区別がつかなくなるため、運営側にとっても問題となります。



 強化されたペナルティの内容


​これまでのルールとの違い

2026年の制度強化では、


・タッチ漏れの記録管理がより厳密になった


・繰り返し発生するケースへの対応が強化された


・ペナルティ適用の基準が明確化された


といった点が大きな変更ポイントとなっています。



​追加される料金や制限

タッチが漏れると、次回乗車時に初乗り運賃が加算されます。


・大人:1,550 ₩

・青少年:900 ₩

・子ども:550 ₩




 ​タッチ漏れを防ぐ方法


​改札で確認するポイント

改札を通過する際には、次の3つを確認すると安心です。


1. 読み取り音が鳴ったか


2. 改札機の画面に料金や残高が表示されたか


3. エラー表示が出ていないか



​万が一タッチ漏れした場合の対応

もしタッチ漏れに気づいた場合は、できるだけ早く対応することが大切です。


放置したまま次の利用をするとエラーが発生することもあるため、タッチ漏れに気づいた場合は早めに駅係員に相談するのがおすすめです。




〈Asia Business Dailyの記事〉



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