運命学研究家 根本 沙璃(さり)です。
9月9日は「菊の節句」
また「重陽の節句」と呼ばれる日です。
日本書紀にも記されるほど
古くから大切にされてきた行事なのです。
宮中では、菊酒をいただき
詩歌を楽しんだと伝えられています。
「重陽」とは、陽の数字が
重なることを意味します。

古代の自然学では、奇数を陽
偶数を陰とし、9月9日は奇数が
二つ重なる特別な日です。
そして、奇数の中でも最大の9が
重なることから、たいへんおめでたい
日とされてきました。
また、9月9日といえば「救急の日」
を思い浮かべる方も多いかもしれません。
実は占いの世界には「運命の救急」
という言葉があるのです。
ここから、占いについて少しお話ししたいと思います。
~占いの三つのジャンルについて~
占いは、大きく3つに分けられます。
命(めい) … 生年月日から生まれ持った性質を読み解く
卜(ぼく) … 易やタロットのように
シンクロニシティを通じて現状や未来を占う
相(そう) … 手相や家相のように
形や配置から流れを変えるヒントを得る
命は「内なる資質」
卜は「今この瞬間に映し出される鏡」
相は「外界を通して未来を形づくる鍵」
と言えるかもしれません。
占いは自分を応援してくれるツールである一方
受け取り方次第で可能性を狭めてしまうこともあります。
だからこそ、使う人・伝える人の
在り方がとても大切なのです。
では、占い師はどうやって伝える力
を磨けばよいのでしょうか?
私が大切だと思うのは、ずばり 聴く力 です。
この聴く力は、自分をどれだけ
受け入れているかに深く関係しています。
自分の中の陰と陽、その両方を
大切に抱きしめられるかどうか。
占い師やカウンセラー自身が
自己受容できていることこそが
相手を受け止める土台になるのだと思います。
9月9日、陽が重なる「重陽の節句」。
だからこそ、普段は見たくない
陰の部分にも、温かいまなざしを
向けられる日なのかもしれません。
自己否定さえも「これが自分」と受け入れる
そこにこそ、ほんとうの自己受容の力が
あるように思います(^^