100%目標を達成する方法 | 真面目に脱線話@リンガランド英語塾

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「100%目標を達成する方法」と言われたときの反応として、大きく2つ考えられる。どんな方法だろうと関心を持つ人、そんなものあるわけないだろうとハナから信用しない人。私はと言うと、明らかに後者である。



若い人たちにとって、目標を立てることは重要だ。それは「プロ野球選手になる」といった大きな目標のことではない。たとえば、大学受験を控える高校生であれば、細かい計画は必要ないだろうが、その時期にどういったレベルまで習得するかという大まかな目標はあったほうがいいだろう。



だが、目標が重要なのは若い人だけではない。いや、むしろある程度の年齢になると目標の重要性はもっと本質的になる。



私はずっと行き当たりばったりでちゃらんぽらんに生きてきたが、目標を作ることの大切をここに来て痛感するようになった。それは、ある程度の年になると人生を逆算して(つまり死から)考えるようになって、「意外と時間がない」と気づいたからなのだろうと思う。



人間が生きられる期間は限られているが、人間が何かを実行できる時間はもっと限られている。



たとえば、「エベレストを制覇する」というのが夢だという人にとって、そのチャレンジは早ければ早いほどよく、ある年齢からはほとんど不可能だろうと目算が立つ。すると、「あと○年内に」というふうにリアルな年限がわかってきて、時間的な制約が意識にのってくるわけである。



また、「定年退職したら、俳句と旅行を趣味にしてのんびりと生きていく」と考えたとしても、定年退職した時点で俳句を始めてもほとんどモノにならず長続きしない可能性がある。少なくとも定年退職の時点で俳句の基本と面白さについて理解し、自分なりの歌が詠めるレベルまでは入っていたほうがいいだろう。





ところで「100%目標を達成する方法」はあるのだろうか。冒頭に私は自分が「そんなものはない派」であると述べたが、実は前提しだいである。



目標が「わがままに作れる」という前提だと、「ない」ということになる。たとえば普通の40代の独身サラリーマンが「1年以内に佐々木希ちゃんと結婚する」という目標を作ったとしても、おそらく叶うことはないだろう。



実は、「100%目標を達成する方法」とは「100%達成できる目標を立てる」ことにほかならない。



「1年以内に佐々木希ちゃんと結婚する」がなぜダメかと言えば、それが目標ではなく、単なる願望だからである。確実に目標を達成するためには、達成可能な目標を作って、そのために合理的に行動すればいいのである。



ただ、この「合理的に」という部分がかなり難しい。と言うのは、人間には長年繰り返してきた「習慣」があるからだ。たとえば「風呂から上がったらとりあえず缶ビールを飲む」という長年続く習慣がある人にとって、「週3日は休肝日をとる」という目標を達成するのは難しい。



なぜなら、この人にとって「風呂上がりに冷蔵庫を空けて缶ビールを取り出す」という行動は、ほとんど無意識のうちにおこなわれているほど深く身についているからである。





「目標達成」を阻んでいる最も大きな原因は、この「無意識の習慣」にある。



イチロー選手が走りながら速球を打ち返せるのも、何も考えなくても靴の紐を結べるのも、ダイエットがすぐ失敗するのも、すべてこの「無意識の習慣」のためである。



私たちは行動のほとんどをこの「無意識の習慣」によって成り立たせており、だからこそ変えるというのが難しいわけだ。



目標を成功させるのは、この「無意識の習慣」を1つだけ変えるような目標を作ることだ。それによって、実は私たちの行動は大きく変わり、人生すら大きく好転されることも可能なのである。



これらのことは、すべてこの1月に出版した『世界のトップエリートが絶対に妥協しない小さな習慣』(大和書房)に詳しく述べられている。



実は、アメリカでは行動心理学者が書いた「習慣を変える方法」の本はすでに出ている。私もいくつか読んだが、たしかに役立つところが多い。



ただ、上記の本は、ウォール街で働く一児の母が、そういった行動心理学の成果をフル活用して、自分の生活に実践した上で書いているので、役に立つ度合いが桁違いなのである。




また、その点がたいへん気に入って、今回翻訳することにした。





「ついひとこと余計なことを言って孤立してしまう」などの人間関係、「ダイエットが長続きしない」などの生活面、「ついつい遅刻してしまう」などの仕事の面など、仕事でもプライペートでも、何か変えたいことがあるという人はぜひ一読していただきたい。本書で大きく人生を変えことができる可能性があると信じる。



できればたくさんの方に読んでいただいて、人生が好転する人がたくさん出てくると本当に幸せである。



実際、それくらいの力がある本だ。



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Image(s): FreeDigitalPhotos.net



【新刊翻訳書のお知らせ】

『世界のトップエリートが絶対に妥協しない小さな習慣』(大和書房)を出版いたしました。ウォール街のトップエリート女性が書いた、「どうやったら目標を100%成功させて、人生を大きく好転させるか」を解説した本です。多くの人に役立ちすばらしい本ですので、ぜひご一読ください。くわしい内容については→こちらまで。